年齢を重ねていくにつれて、健康は黙っていては維持ができなくなってきます。
これまで無縁だと思っていた病気も他人ごとではなくなりはじめていると感じている人も多いのでは?
だからこそ、普段からの予防というものが一段と重要になってきます!
今回は、青汁が動脈硬化の予防や改善にどう役立つかというテーマについてとりあげます!
こんな症状があらわれたら注意!ひょっとしたら動脈硬化かも!?
動脈硬化って?
動脈硬化という言葉を一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?しかし、動脈硬化が一体どのような病気であるのかを実はよく分からないという方も多いのでは?
そこで、まず青汁との関係をお話する前に動脈硬化について説明していきます。
動脈硬化とは?
私たちの体は動脈に流れる血液によって全身に酸素や必要な栄養素を巡らせています。
本来、動脈は適度な弾力があり強度を保っているのですが、血管の内側にコレステロールや中性脂肪などが蓄積してしまい、血管の弾力がなくなり硬くなってしまうことを動脈硬化と呼んでいます。
動脈硬化は動脈の壁が厚くなったり、硬くなったりして本来の構造が壊れてしまい、働きがわるくなる病変のことを指すのであり、病名ではないのです。
動脈硬化と聞くと中高年以降で生じると思われがちですが、実は違うのです。
0歳の時にすでに主な動脈は硬化の初期病変が見られるようになり、10歳前後から急に進みます。そして、30歳頃になると、私たちにも分かる症状として動脈硬化が発覚するのです。
動脈硬化の症状
動脈硬化は初期の状態では無症状で進むことが多いです。そのため、自覚症状として気がつく時にはすでに、進行から20~30年経っているということも残念ながら多いのです。そして、動脈硬化が進行してしまうと様々な病気を発症してしまう引き金となってしまうのです。
動脈硬化が悪化してしまうと、狭心症や不安定狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、大動脈瘤、腎梗塞、手足の壊死などの症状が現れることがあると言われています。
動脈硬化の種類
そんな動脈硬化ですが大きく分けて3種類に分類することができます。
①アテローム(粥状)硬化
大動脈や冠動脈などの比較的太い動脈に起きる動脈硬化のことになります。血管の内側にコレステロールなどの脂肪分が粥やヨーグルトのようにドロドロした状態で蓄積することでアテロームが形成されて、それが分厚くなることで、血管が狭くなってしまいます。
②中膜硬化
血管は外膜・中膜・内膜の三層からなりますが、動脈の中膜に石灰質が蓄積して骨化します。そのため、中膜が壊れやすくなることで血管の壁が破れてしまうことがあるのです。これは主に大動脈や下肢の動脈、頚部の動脈に起こりやすいと言われています。
③細動脈硬化
高血圧が長期間継続することで起こりやすいと言われている動脈硬化になります。脳や腎臓などの細い動脈が硬くなり血流障害が起きてしまうことです。
動脈硬化の原因って?
動脈硬化の原因は1つではありません。いろいろな原因が絡み合って起こると言われており、その中でも特に多い原因のことを三大危険因子と呼んでいます。
それに追加して今回は5つの動脈硬化の原因について説明します。
1.高血圧
高血圧は、細い動脈の硬化を進めるだけでなく、より太い動脈に生じる硬化も進めると言われています。高血圧は血管が狭くなったり、硬くなったりすることで、強い圧力で血液を流さなければならないので、血管壁がもろくなってしまうのです。
また、血圧が高いほど脳梗塞や心臓病などにかかるリスクも高くなるので、高血圧には注意が必要です。
2.脂質異常症
脂肪は敬遠されがちですが、細胞膜やホルモンの合成やエネルギー源の1つでもあるので、私たちが健康であるためには必要なものになります。
コレステロールはLDLによって全身に運ばれてHDLによって回収して肝臓に運ばれることでバランスをとっていますが、このバランスが崩れてしまうと、血管壁にコレステロールが蓄積してしまうことになるのです。そのため、血管が硬くなったり、狭くなったりしてしまうのです。
3.喫煙
喫煙は、がんや肺、消化器などの病気だけでなく、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症といった動脈硬化性疾患の発症を促す原因であると言われています。
喫煙することで、血液が固まりやすくなり、血栓症を起こす危険性も増えて、血管も収縮しやすくなるので、動脈硬化の予防・改善には禁煙が必須になります。
もし、すぐの禁煙は無理だとしても1日の喫煙量は減らす必要があるのです。
4.肥満
肥満の程度を示す指標としてBMI(ボディ・マス・インデックス)がありますが、BMI値=体重(kg)÷[身長(m)×身長(m)]で簡単に計算することができます。
日本肥満学会の基準では、19.8~24.2は「正常範囲」、24.2~26.4は「過多体重」、26.4以上は「肥満」というように設定されています。肥満の人は血液中に脂肪が多くなりやすいので、高血圧や高尿酸血症、糖尿病などを合併しやすいので注意が必要なのです。
5.糖尿病
糖尿病は遺伝で発症する場合もありますが、生活習慣や食生活の乱れ、喫煙、運動不足などにより引き起こされます。糖尿病になると他の病気も合併してしまう危険性もあるので注意が必要です。
動脈硬化を予防・改善するにはどうすればいい?
動脈硬化は自覚症状がないまま進行してしまう症状になります。そのため、自覚症状が出た時にはかなり進行が進んでしまっている場合も。それを防ぐためにも、毎日の生活の中でちょっとしたことに気をつけてあげるだけで予防になるのです。
①バランスの良い食事
肥満や高血圧、脂質異常症などの動脈硬化を引き起こすことを防ぐためにも、バランスの良い和食を基本に心がけることが大事です。たまの外食やジャンクなものまでを制限する必要はありませんが、基本的には「まごわやさしい」の和食を心がけましょう。
②適度な運動
体に重い負荷をかけない、ストレスなく継続できる有酸素運動がおすすめです。決して特別なことをする必要はありません。いつもエレベーターやエスカレーターのところを階段に代えたり、一駅前で下車して一駅分歩いたりなどのちょっとしたことで十分です。
動脈硬化の予防に青汁が役立つ5つの理由
食物繊維でコレステロールをしっかり排出
青汁に豊富に含まれている食物繊維には腸内環境を整えて便秘解消を促してくれます。
そして、特に水溶性食物繊維には余分なコレステロールを吸着して排出したり、糖の吸収を緩やかにすることで血糖値の急上昇を抑えたりすることで、動脈硬化対策になります。
ビタミンACE(エース)で酸化を抑える
このビタミン3種類は抗酸化力が強力です。それぞれ抗酸化力が強いので、過酸化脂質の生成を防ぐことで動脈硬化対策に有効です。
特に、ビタミンCは抗酸化力が強いので効果が期待できるとともに、ビタミンEには血管を拡張させる働きもあるので高血圧の予防にも繋がり、結果として動脈硬化の予防にも効果的なのです。
葉酸で血栓予防に効果発揮
葉酸は不足すると血栓ができやすくなるという特徴があります。そのため、妊娠前~妊娠中までに摂取することはよく知られている葉酸ですが、動脈硬化の予防・改善を考えるのであれば、年齢や性差関係なく摂取することをおすすめします。
葉酸は熱や光に弱いという弱点もあるので、青汁として取り入れることがおすすめです。
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カリウムの利尿作用で高血圧を防止
カリウムには余分な水分を排出する働き以外にも体の中の塩分の量を一定に保つ働きがあります。血液中の塩分量が多くなると血液を薄めるために水分が増えて高血圧を引き起こしますが、カリウムによって塩分量をバランスよく保つことができます。
ただし、過剰に摂取しすぎると逆に悪影響を及ぼすので少し注意は必要です。
クロロフィルで血液サラサラ効果
別名葉緑素とも呼ばれるクロロフィルにはコレステロールを吸着して排出してくれる働きがあります。そのため、血液をサラサラにしてくれる効果を期待できるので、動脈硬化の予防・改善に効果的なのです。
動脈硬化の予防におすすめの青汁
そんな動脈硬化の予防・改善に効果を発揮する栄養素がバランスよく含まれているのが青汁になります。その中でも特に動脈硬化の予防におすすめの青汁を今回は2種類ご紹介します。
①大正製薬 ヘルスマネージ大麦若葉 キトサン
大正製薬のヘルスマネージ大麦若葉青汁キトサンは、トクホ認定を受けており、コレステロールの吸収を抑え、血清コレステロール、特にLDL(悪玉)コレステロールを低下させる働きがあると言われているキトサンが配合されている青汁になり、動脈硬化の予防におすすめなのです。
原材料もこだわっており、自然豊かな九州熊本県阿蘇地方の契約農家により農薬不使用の有機栽培で育てられた大麦若葉を特許製法の超微粉砕製法により粉末化しています。
それにより、大麦若葉の栄養をしっかり残し、口当たりなめらかな青汁に仕上げているので、毎日でも飽きずに飲めるようになっています。
②大正製薬 ヘルスマネージ大麦若葉 難消化デキストリン
大正製薬のヘルスマネージ大麦若葉青汁難消化性デキストリンはトクホ認定を受けており、食物繊維の一種である難消化性デキストリンを配合することにより、食後の糖の吸収を穏やかにしてくれる働きがあります。そのため、動脈硬化を引き起こす原因にもなる肥満や糖尿病を予防できることになるので、動脈硬化の予防にもおすすめなのです。
特許製法の超微粉砕製法により九州熊本県阿蘇地方の契約農家により農薬不使用の有機栽培で育てられた大麦若葉を粉末化していることで、搾りきれない食物繊維などの栄養素もしっかりと摂り入れることが可能になっています。
また、溶けやすくなるよう加工されているので、口当たりもなめらかな青汁になっており苦味がなく、青汁が苦手という方でもゴクゴク飲める仕立てになっています。
日々の予防が大事!青汁を動脈硬化予防に役立てよう!
動脈硬化は気づいた時には症状がかなり進行してしまっているということがほとんどです。そのため、自覚症状がなくても毎日の生活でできることからコツコツ行っていくことが予防につながるのです。
その1つの手段として青汁はストレスなく毎日の生活に取り入れやすいものの1つになります。
まずは1日いっぱいの青汁からスタートして、日々の生活習慣を見直して動脈硬化にならない健康な体を手に入れましょう。