今さら聞けない!青汁に豊富な成分「カリウム」の効果がすごい

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青汁偏頭痛改善11

「カリウム」という言葉を聞いたことはありますか?

日常会話の中で使うことは少ないと思いますが、よく医療系ドラマや医療・栄養情報番組で耳にしますよね!

カリウムは青汁に含まれている成分の一つで、青汁を今後飲もうと思っている、現在飲んでいるという方はぜひ知っておいてほしい栄養素の一つなんです!

どのような働きを持ち、私たちの身体にどのような効果をもたらすのか知ることでよって青汁に含まれるカリウムについて詳しく理解していきましょう!

さっそく、カリウムの効果、ヒトに与えるメリット・デメリットについて解説していきます!

そもそもカリウムって何?

青汁カリウム1
カリウムは五大栄養素のミネラルに分類されています。

ミネラルは五大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル)の一つで、主に身体の組織構成や身体の調子を整える働きをします。身体がミネラルを必要とする量はその他栄養素と比較すると少ないですが、ヒトの身体では作ることができないため、食べ物から摂らなければいけません。

では、カリウムは身体の中でどのような役割を担っているのでしょうか?

1.細胞の浸透圧の調整
2.血圧上昇抑制
3.老廃物排出の手助け
4.筋肉の収縮を促す

主に上記4つの役割があり、これらは私たちに欠かせない働きです。

また、同じミネラルに分類され、塩分に多く含まれるナトリウムと一緒に浸透圧や血圧の調整を行っており、切っても切れない関係なのです!

そんなミネラルの一つであるカリウム。体内では約9割が細胞内液に分布しています。様々な食材に含まれているため、摂取しやすいミネラルですが、ほぼ尿と一緒に排出されてしまいます。役割を果たしてもらうには、しっかりと摂らなければいけませんね。

様々な効果を持つカリウム

青汁カリウム4
カリウムの役割は身体にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか。

①むくみ解消

朝起きたら顔がむくんでいた…など、むくみに悩んだことはありませんか?

むくみはカリウム不足またはナトリウム過剰により生じます。通常、細胞内液に存在するカリウムと細胞外液に存在するナトリウムは濃度が一定に保たれています。しかし、カリウム不足やナトリウム過剰の状態となることで、保たれていたバランスが崩れます。その時に身体はバランスを保とうとする働きをするため、水分を身体にため込んでしまい、むくみが生じてしまいます。

そこで重要なのはカリウムをしっかり摂ることです。カリウムを不足しないよう摂取することでバランスを保つことができます。また、ナトリウムが過剰となっても、カリウムはナトリウムと一緒に体外に排出する働きをもつため、一定に保たれたままとなります。現代の食生活は塩分過剰摂取と言われていることから、ナトリウムが不足するとこはまずないと言えます。

②高血圧予防

カリウムは高血圧予防にも効果を発揮します!

高血圧の原因の一つに塩分(ナトリウム)の過剰摂取が挙げられます。前述のように、ナトリウムが過剰になることで水分をため込んでしまいます。その結果、血管と心臓に負担がかかり、血圧が高くなります。カリウムはナトリウムと一緒に排出してくれるため血圧上昇を防いでくれるのです。

③利尿効果

カリウムには老廃物を尿と一緒に排出してくれる利尿効果があります。これによりむくみ解消・高血圧予防にもつながります。

④筋肉収縮

カリウムは筋肉の収縮にも関わっているミネラルで、70%は骨格筋の中にあります。不足することで筋肉の収縮がうまくいかなくなることがあります。その結果、力が出ない、痙攣などの自覚症状だけでなく、不整脈や心臓などにも影響が現れることがあるため、カリウムが必要となります。

これ食べればカリウム不足とおさらば!

カリウムの目安量は成人男性で2,500mg/日、成人女性で2,000mg/日です。また、高血圧等の生活習慣病発症予防・重症化予防として目標量も定められています。

数字だけ見ると「こんなに摂れるの?」と思うかもしれませんが、カリウムを含む食品を毎食取り入れることで案外簡単に摂ることができます。カリウムは様々な食品に含まれていますが、特に野菜(藻類含む)類、果物、魚介類に多く含まれています。

目安量 目標
成人男性

2,500mg/日

3,000mg以上/日

成人女性

2,000mg/日

2,600mg以上/日

数字だけ見ると「こんなに摂れるの?」と思うかもしれませんが、カリウムを含む食品を毎食取り入れることで案外簡単に摂ることができるんです!

カリウムは様々な食品に含まれていますが、特に野菜(藻類含む)類、果物、魚介類に多く含まれています。

野菜・藻類

食品 1回使用量 カリウム
ほうれん草(生)

60g

414mg

ケール(生)

60g

252mg

明日葉(生)

60g

324mg

小松菜(生)

60g

300mg

たけのこ(生)

50g

260mg

かぼちゃ(生)

70g

315mg

サニーレタス(生)

20g(1枚)

83mg

パセリ(生)

5g(1本)

50mg

しその葉(生)

1g(1枚)

5mg

わかめ(乾)

0.8g

42mg

干し海苔

3g(1枚)

93mg

ひじき

5g

220mg

茹でることでカリウムは流出します。そのため、生で使用したり電子レンジで加熱するなどの工夫が必要です。

特に小松菜は茹でることでカリウム量が激減します。またパセリ・しその葉・藻類はカリウム含量が多くても1回摂取量が少ないため、効率よく取ることが出来ません!

また味付け海苔など塩で味付けされているものは、摂りすぎると塩分過多になります。

果物

食品 1回使用量 カリウム
バナナ

100g(1本)

360mg

メロン

100g

340mg

アボカド

80g(1/2個)

576mg

干し柿

40g(12個)

248mg

魚介類

食品 1回使用量 カリウム
真鯛

125g

550mg

めかじき

80g

352mg

さわら

80g

392mg

かんぱち

60g

294mg

するめ

110g

1210mg

干しエビ

8g

59mg

かつお節

5g

41mg

魚介類は全般的にカリウムが多い食品群となります。するめ、干しエビ、鰹節はナトリウムも多く含むため、過剰摂取は控えましょう。
この他に、いも類・豆類もカリウムを多く含みます。

カリウムは万人受けしない?

青汁カリウム2
カリウムには良い効果があるため、摂取してほしい栄養素ですが、腎臓の機能が低下している方や透析治療をしている方はカリウムの摂取を控える必要があります。

身体が正常に機能している場合、身体にとって不要なカリウムは尿と一緒に体外に排出されますが、腎臓の機能が低下しているとカリウムは身体の中に留まります。この状態が続くと“高カリウム血症”となり、様々な症状が現れます。

 ・吐き気
 ・痺れ
 ・脱力感
 ・不整脈
 ・心停止

腎臓の機能が低下していると言われた方はカリウムの摂取は控えましょう。

ただし、ワーファリンを内服している方は青汁を摂取することで作用を阻害する恐れのあるビタミンKを摂取してしまうため、青汁の利用はおすすめしていません。

手軽に摂りたい方は青汁を!

青汁カリウム1
カリウムは様々な食品に含まれているため、3食バランスの良い食事をすれば目安量を摂取できると思います。しかし、生活環境の問題などから食事だけで十分なカリウムを摂ることが難しい場合もありますよね…。

そこで手軽に摂取できる青汁の出番!青汁は「生の緑黄色野菜を絞った汁」のことです。

「青汁=粉末」というイメージがあるかもしれませんが、粉末の他に錠剤・冷凍・フリーズドライ・飲料タイプと形状は豊富です。自分に合った形状が選べられるのもうれしいですね。

青汁の原料に使われている野菜にもいくつかあり、大麦若葉・ケール・明日葉がよく使われています。その中でもカリウムを豊富に含んでいるのは大麦若葉です。

しっかりカリウムを摂りたい!という方は大麦若葉が原料となっている青汁を選びましょう。また、複数の野菜を原料としている青汁もあります。その時はカリウム量が1包あたり100mg以上のものを選ぶとしっかり摂れますよ。

むくみ解消や高血圧予防にカリウムを!

青汁カリウム3
カリウムにはむくみ解消・高血圧予防・筋肉の収縮を促すなど、いつまでも健康に過ごすために必要な効果を持っている栄養素です。

通常、3食しっかり食事をしていれば不足することはありませんが、野菜嫌いだったり、不規則な生活となっている場合はプラスでカリウムを補わなければなりません。

その時は、手軽にカリウムを摂ることができる青汁を日常生活に取り入れましょう!

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どの青汁を選んだらいいのかわからない…!と迷っている方は目的別ランキングを是非チェックしてみてくださいね!

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管理人プロフィール

こんにちは!青汁美人の管理人のアオノワカハです。 私も昔、不摂生な食生活をしていて栄養不足の悩みを抱えていました。 でも、「青汁」を生活に取り入れたことをきっかけに徐々に栄養不足に悩むことも減っていき、今ではヘルシーなライフスタイルを送っています。 このサイトでは私が数々の青汁を試した経験を元に、「賢い青汁の選び方」を伝えていくと同時に青汁を使ったライフスタイルのご提案もしていきたいと思います♪

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