「朝がなかなかスッキリ起きることができない」
「めまいをよく起こす」
「体の疲れがとれにくい」
などの貧血症状を感じる方も多いのではないでしょうか?
貧血になる男女比は圧倒的に女性の方が多く、貧血の9割は女性と言われています。また、近年は貧血症状を訴える人も増加しており、特に若い女性においては5人に1人の割合で貧血の症状に悩みを抱えていると言われています。
貧血の予防・改善には食生活の見直しが1番です。
鉄分を多く含んだ食材を食事の中に増やすことはもちろんですが、青汁も貧血予防・改善に効果が期待できるのです。
貧血・めまいがおこる原因は?
「女性の中には、毎月の生理の時に顔面蒼白で倒れこんでしまうことが多い」
「激しい運動をした時にめまいや息切れがよく起こる」という場面に遭遇する方も多いのではないでしょうか?
ではそもそも貧血とはどんな状態のことを言うのでしょうか?そして、貧血・めまいはなぜ起こるのか解説していきます。
貧血とは
貧血と聞くと「血の量が少ないこと」と勘違いしている人も多いかもしれません。
実際には、体の細胞や組織に酸素が不足して酸欠状態になっていることを言います。
これは血液中の赤血球やヘモグロビンの量が少ない状態のことになります。つまり、血の量が少ないのではなく血が薄くなってしまっている状態のことになります。
血液の働きには様々なものがありますが、その中の重要な仕事として、酸素の運搬があります。私たちは呼吸により酸素を体の中に取り込み、その酸素を血液にのせて体の細胞・組織のすみずみにまで運ぶことで元気に生活ができるのです。この酸素を運ぶのが血液中のヘモグロビンの仕事になるのです。
貧血やめまいはなぜ起こる?
貧血にはいくつか種類があります。その中で1番多いのが「鉄欠乏性貧血」になります。全体のうち9割がこの貧血であると言われています。
ヘモグロビンの量が少ないと引き起こされる貧血ですが、ヘモグロビンの量が少ないことで体の細胞や組織への酸素運搬が上手く行われず酸欠状態になってしまい、動機や息切れ、めまい、食欲不振などの症状が現れるのです。
具体的に言うと、
1.心臓の酸欠により、動機や息切れ
2.脳の酸欠により、頭痛やめまい、たちくらみ
3.筋肉の酸欠により、倦怠感や疲れやすさ
4.血行不良による栄養不足により、爪の割れや髪のパサつき
といったような症状が現れると言われています
ヘモグロビンを増やす!貧血解消に効果的な青汁の5つの成分
ここまでの話で貧血の予防・改善にはヘモグロビンの量が重要であるということは分かっていただけたのではないでしょうか?
青汁にはこのヘモグロビンを生成するのに必要である栄養成分がしっかりと含まれているので、貧血の予防・改善への効果が期待できるのです。効果的な青汁の成分5つの成分をご紹介します。
①鉄分でヘモグロビンの増量
「貧血になったら鉄分補給」というのを耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか?
鉄分はヘモグロビンの原材料になります。そして、鉄分は「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」という2種類に分類されますが、人の体への吸収率が悪い栄養素の1つになります。
それぞれの吸収率は10~25%と2~5%ほどとなり、それを考慮して含まれている食材をとることが望まれます。
人の体の中では鉄分は1日に1㎎(月経時には1.5㎎)が消費されるといわれているので、食事摂取基準(2015年度版)においては、成人男性は7.5㎎、成人女性は6.5㎎(月経時には10.5㎎)摂ることが推奨されています。
ところが、実際のところ女性においては多くの方が鉄分の摂取が不足しています。
(出典:太陽化学株式会社HP)
食事で補えるのが1番の理想ですが、現代の食生活においてはなかなか食事だけでは補えきれないという方も多くいます。そんな時に手軽に鉄分補給ができる青汁を利用してもらいたいのです。
②ビタミンB6でヘモグロビン作りのお手伝い
ビタミンB6はたんぱく質を作り出す役割があるため、一見貧血とは無関係のように思えますがそうではありません。
この働きはヘモグロビンを生成することを促進してくれるのです。ヘモグロビンは鉄分とたんぱく質によって作られています。つまり、ヘモグロビンを作るためには鉄分が必要なのはもちろんですがたんぱく質も必要不可欠なのです。
そのため、鉄分と一緒にビタミンB6を一緒に摂ることでヘモグロビン作りを促進することができます。それにおすすめなのが両方を豊富に含む青汁になるのです。
ただし、ビタミンB6は過剰摂取になると感覚障害が引き起こされるとも言われているので摂取の際に上限量を超えないように気をつける必要があります。
ちなみに、ビタミンB2も同様にヘモグロビンの生成のお手伝いをしてくれると言われて、青汁の主原材料になる緑黄色野菜に豊富に含まれます。
③造血のビタミンB12で貧血改善
ビタミンB12は造血ビタミンとも呼ばれて、ヘモグロビンの生成に重要なビタミンになります。
また、DNAの生成にも必要なため、不足してしまうと細胞分裂に異常が起こり、赤血球が通常よりも大きくなる悪性貧血を引き起こしてしまう可能性もあります。
これも青汁には豊富に含まれています。
④葉酸で赤血球を作り出そう
葉酸は妊娠初期に必要なビタミンであることが注目されがちです。しかし、別名「ビタミン9」「ビタミンM」とも呼ばれ、ビタミンB12と一緒に働く造血ビタミンでもあります。葉酸は体の中に貯めこんでおくことができないために、特に妊娠中や授乳中にはしっかりと摂ることが望まれます。
そして、不足してしまうとビタミンB12同様に悪性貧血を引き起こしてしまうので注意も必要です。
⑤鉄分吸収のサポートはビタミンC
ビタミンCは鉄の吸収率をサポートしてくれる効果が期待できると言われています。それも特に体の中に吸収されにくいと言われている非ヘム鉄の吸収をサポートしてくれるのです。
ぜひ、鉄分と一緒に摂っていただきたい栄養素の1つになります。この鉄分とビタミンCの両方を豊富に含んだ飲み物が青汁になるのです。
貧血解消には明日葉青汁がオススメ!
実際のところさまざまな栄養豊富な青汁を飲むことは貧血の予防・改善に役立つことは間違いないでしょう。しかし、いろいろな種類がある青汁ですがどの青汁が貧血に1番効果的かというと、明日葉の青汁になります。
そこで明日葉とケールの栄養成分を比較してみたものが下記になります。
ケールは緑黄色野菜の王様と言われるほど栄養価の高い原材料ですが、グラフを見ていただいても分かるようにそれに引けをとらないほど明日葉は栄養価が高い原材料になります。
そして、特に鉄分や今回紹介したビタミンの値も高いのでより貧血の予防・改善への効果を感じたい方にはまず明日葉の青汁を試してみることをおすすめしたいです。
毎日シャキっ!青汁飲んで、貧血解消!
実際、貧血は今回紹介させていただいた栄養素をしっかり摂っていれば予防・改善は十分に可能でしょう。
理想はもちろん食事でしっかりと摂ることができれば問題ありません。しかし、現代においては残念ながら食事だけでは摂れなくて悩む人が多いのです。それを1日1杯の青汁を飲み続けることでサポートできたら嬉しいですよね。
今、貧血でお悩みの方はぜひまずは明日葉の青汁を1度試してみてください。そうすることで貧血の症状ときっとおさらばできるはずです。
関連記事
・青汁はアトピー性皮膚炎に効果ある!?改善は期待していい?
・辛い生理中…青汁は生理不順や生理痛の予防改善に効果的?
・青汁は風邪予防に効果的!青汁を飲んで免疫力を高めよう!
・青汁は喘息の救世主!?毎年1000人以上死んでいる喘息の予防・改善に効果あり?
・青汁がヘルペスの改善に効果的な3つの理由