近年、40代以降に緑内障や白内障になるリスクが高まっていると言われています。それまで目に関してのトラブルが全くなかった方でも40代を境にして目の不調が気になるようになった方も多いのではないでしょうか?
そんな近年眼病予防に効果的と言われ注目が集まっている栄養素があります。
「ルテイン」という栄養素を耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか?
このルテインはサプリメントで摂るというのが一般的と思われがちですが、多くの緑黄色野菜に含まれる天然色素の一種であり、青汁からも手軽に摂取ができると言われています。それでは、青汁とルテインの関係について詳しく解説していきましょう。
40代以降は眼病リスクが高まる!?
ルテインは年齢とともに減少することが分かっています。そして、特に40歳を境に急激に減少して、50歳では若い時と比較するとその量は約半分までになると報告されています。このルテインの減少が40代以降に生じる目の不調の一因とも言われています。
ルテインとは?
一般的に目に効果的なものとして思いつくのはブルーベリーが多いのではないでしょうか?
ブルーベリーは強い抗酸化作用を持つので、活性酸素を抑えたり、アントシアニンと呼ばれる色素を持っていたりでそのように言われています。
一方で、ルテインとはカロテノイドという色素の一種であり、緑黄色野菜に豊富に含まれる黄色の色素になります。
目のレンズの部分である水晶体と焦点を合わせる働きをする黄斑という目にとって重要な働きをする部分で活性酸素をはじめとする害から守るために多く含まれています。
その特徴としては強い抗酸化作用があり、目の様々な症状に効果を発揮することから「天然のサングラス」というようにも呼ばれています。
加齢とともに減少してしまう!?
(出典:ひとみの専門店)
しかしながら、このルテインは加齢のともに減少してしまうことが報告されています。
40歳を機に急激に減少することから、40代以降の目の不調の原因の1つとして考えられるのです。そして、その延長として緑内障や白内障をといった病気を引き起こしてしまう人が多いとも言われています。
体内では作ることができないルテイン
そこで減少してしまったルテインを補ってあげる必要が出てきます。しかし残念ながらルテインは私たちの体内で作ることができないのです。そのため、食べ物から摂ってあげることが必要となってきます。そんな時に効率的にお手軽にとれる青汁がおすすめなのです。
ルテインの摂取目標量とは?
ルテインの摂取目安量は約6~10mgと言われています。そして、ルテインは脂溶性であるため、良質な油を使った料理と一緒に摂り入れることで吸収率は上がります。しかし、摂り入れたものが100%吸収されるというわけではないので、10~20mg摂るのが良いとも言われています。
アメリカで行われた調査によると、一般的なアメリカ人のルテインの摂取量は約1mgというような報告もあります。これでは大幅に不足していますし、ルテインは緑黄色野菜に多く含まれるので、「野菜不足=ルテイン不足」という風にとらえていただいても良いと思います。
和食は比較的緑黄色野菜が多く使われるので料理なので、日本は摂りやすい環境ではあります。しかし、食の多様化により和食を食べる機会が減っている現代では食事だけですべてをとり入れるのは難しくなっています。
ほうれん草の約2倍の含有量!青汁はルテインが豊富!
ルテインの多いと言われているほうれん草でも20mgを摂取するためには、毎日200gを食べる必要があります。一方、青汁の主原材料であるケールであれば100g食べることで目標量をクリアすることができるのです。
ルテイン含有量の多い食品
そこで食事の補助として青汁使うことがおすすめなのです。そして、特に、ルテイン摂取に関して言えばケールを使った青汁がおすすめです。
ルテインで予防できる5つの症状
①いつまでも視界がスッキリ!白内障の予防と改善
白内障とは眼球の水晶体が白く濁ってしまうことにより起こる病気です。加齢とともに程度に違いに差はありますが、水晶体の濁りは生じます。これが悪化してしまうと失明に繋がるのです。実際に失明の原因として1番多いのが白内障であると言われています。
ルテインは目にとって有害であると言われている可視光線を吸収してくれるとともに網膜や黄斑部の抗酸化作用の働きがあることから白内障の改善に効果が期待できます。また、継続的に摂取することは予防の効果も期待できます。
②広々した視野の確保!緑内障の予防
40歳以上の17人に1人は可能性があると言われている緑内障は、眼球の内圧によって、視神経が圧迫されることにより視野が狭くなってしまう病気です。緑内障は一般的に自覚症状がほとんどないことが多く、知らないうちに症状が進行してしまっているということが多いそうです。
加齢や細胞の老化による緑内障を防ぐためには、ルテインは強い抗酸化作用を持ち、目の様々な症状に効果を発揮するので目の健康を守るためにも継続的に摂ることが望まれます。
③いつまでもしっかりした視力を保つ!黄斑変性症の予防
黄斑変性症は何らかの原因により黄斑部分が変化してしまう病気と言われています。症状としては、視力の低下や視野の中心が暗くなること、ものがゆがんで見えるようになること、ものが欠けて見えるようになることなどがあります。アメリカにおいては眼科医の84%がルテインを患者に薦めていると言われるくらい、ルテインの効果があることは多くの研究で立証されているのです。
黄色の色素であるルテイン色素が活性酸素を除去することで、黄斑部分の酸化を防ぐことで黄斑変性症の改善に役立つと報告されています。そのため、ルテインを継続的に摂ることが予防や改善につながると言えます。
④美肌効果
ルテインは目の中だけではなく、皮膚にも存在しています。イタリアのナポリ大学皮膚科学のモルガンティ教授の研究グループの発表によると、ルテインの摂取および肌への直接塗布において、水分量や弾力などにおいてルテインによって美肌が期待できることが報告されています。
ルテインは強力な紫外線などの有害な光線から皮膚を保護する働きがあることから、ルテインを継続的に摂ることは皮膚のダメージを抑えて、美肌効果をもたらします。
⑤いつまでも健康な目を!眼病の改善
目の様々な症状に働きかけることから天然のサングラスとも呼ばれているルテインは、目の炎症を抑える働きがあります。この働きにより、様々な眼病の改善に効果が期待できます。そして、継続的に摂取することで目の老化を防ぐことも期待できるのです。
ルテインの多い青汁はケール!中でもファンケルの青汁がおすすめ!
ルテインの効果を得るためにおすすめなのはルテインを豊富に含むケールの青汁になります。ケールの青汁といってもたくさんの種類がありますが、その中で特におすすめなのがファンケルから販売されている【ファンケル本絞り青汁ベーシック】になります。
この青汁をおすすめする理由は3つ!
①栄養満点
(出典:ファンケル)
大麦若葉に比べてケールは約1.5倍もルテインを豊富に含んでいます。また、こちらの青汁1杯で人参1本分(ファンケル調べ)のルテインを摂ることができると言われています。
そして、ルテイン以外で見ても、主原材料として使用されているケールは野菜の王様と呼ばれるほど栄養価の高い野菜であり、栄養バランスの良さからも、野菜やカルシウムを補うのに最適であると言えます。
②継続しやすい飲みやすさ・美味しさ
青汁というと、「苦くて飲みにくい」とイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?しかし、こちらの青汁はファンケルマイルドテイスト製法で製造されており、多くの方から飲みやすいと言われています。
③素材のこだわり
青汁を継続的に飲むとなるとその素材も気になることだと思います。ファンケルの青汁は素材にもこだわっているので安心して飲むことができます。
こだわりポイント
・愛媛県、鹿児島県、長野県の契約農家で化学農薬不使用にて栽培
・国内工場で徹底した品質管理の下製造
・商品には着色料や食塩、保存料、香料は無添加
青汁でルテインを積極的にとっていこう
ルテインは緑黄色野菜に多く含まれているので、普段から野菜不足の方にとっては不足しがちな栄養素です。加齢による目の不調もそうですが、最近はパソコンやスマホの長時間使用により若い時から目が酷使されています。そんな目の健康を守るためにもルテイン豊富な青汁を飲んでいつまでも健康な目で過ごしていきましょう。
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