骨を丈夫にしてくれる栄養素のカルシウム。
カルシウムと言えば牛乳やチーズなどの乳製品や、にぼしなどの丸ごと食べられる小魚などに含まれていることで有名ですね。
そんなカルシウムですが、青汁にも含まれているって知ってました?
実は、青汁は野菜不足を補う栄養素だけでなく、骨を丈夫にしてくれるカルシウムも含んでいるんです!
それでは、そんな私たちの体に大切な役割を担っているカルシウムの働きについて詳しくみていきましょう!
牛乳より多い!?青汁は実はカルシウムが豊富だった!
「青汁=カルシウム」というイメージをもっている人はいないと思いますが、実は牛乳よりもカルシウムが多いんです!
青汁にカルシウムが多い理由
青汁の原材料であるケールには100g当たり220mgのカルシウムが含まれています。
これは牛乳のカルシウム量が100g当たり110mgなのと比べると、2倍のカルシウムが含まれているということになります。
乳製品より、100g当たりのカルシウム量が多いことには驚きですね!
ただ実際のところは、ケールを100g一気に飲むことはないので、カルシウムは牛乳を飲んだ方がたくさん摂れることになります。
やっぱりカルシウムと言えば牛乳なんですね。
そんなカルシウムですが、私たちの生活に1日にどれくらい必要なのでしょう?
そもそも、カルシウムってどれくらい必要なの?
ここでは、私たちが1日に必要なカルシウムの目安量・推奨量をみていきます。
1歳未満の乳児に関しては推奨量を測る実験ができないため、目安量で示されています。また、カルシウムにおいては耐容上限量は設定されていません。
年齢 | 男性 | 女性 | ||
---|---|---|---|---|
目安量(mg/日) | 推奨量(mg/日) | 目安量(mg/日) | 推奨量(mg/日) | |
0~5ヶ月 | 200 | - | 200 | - |
6~11ヶ月 | 250 | - | 250 | - |
1~2歳 | - | 450 | - | 400 |
3~5歳 | - | 600 | - | 550 |
6~7歳 | - | 600 | - | 550 |
8~9歳 | - | 650 | - | 750 |
10~11歳 | - | 700 | - | 750 |
12~14歳 | - | 1000 | - | 800 |
15~17歳 | - | 800 | - | 650 |
18~29歳 | - | 800 | - | 650 |
30~49歳 | - | 650 | - | 650 | 50~69歳 | - | 700 | - | 650 |
70歳以上 | - | 700 | - | 650 |
妊婦(付加量) | - | - | - | +300mg |
授乳婦(付加量) | - | - | - | +500mg |
年齢別に見てみると成長期である12~14歳が男女ともに推奨量が高い数値になっています。
気をつけないといけないのが、青汁を飲んで推奨量をまかなえたとしても、生活習慣などが原因でカルシウムが足りない状況に陥ってしまうことがあるということです。
では、どんな人がカルシウム不足に陥りやすいのでしょうか?
カルシウムが不足しやすい人の特徴
①運動不足の人
カルシウムはただ摂取するだけでは吸収されにくく、そのまま吸収されずに尿と一緒に体外へ排出されやすいミネラルです。
骨は、歩いたり走ったりして刺激を受けないと、カルシウムを吸収して強い骨になろうとしないのです。
カルシウムをしっかり摂取する事も必要ですが、運動する事もさらに必要になってきます。
②加工食品を頻繁に食べる人
加工食品ばかり食べていると骨がもろくなりやすくなります。
加工食品の中には「リン酸塩」という物質がたくさん含まれています。
このリン酸塩を過剰に摂取すると血液中のリン濃度が上昇し、バランスを取るためにカルシウムは骨から血液中に排出されます。
これにより、骨がもろくなることにも繋がります。
③妊婦さん・授乳中のお母さん
妊婦さんや授乳中のお母さんは胎児や赤ちゃんを成長させるために、カルシウムがたくさん必要になります。
そのカルシウムは食事で摂取するだけでは足りず、自分の骨などから放出させてそのカルシウムを使っています。
そのため妊娠中や授乳中のママさんは特に骨がもろくなりやすいです。
妊娠から授乳が終わるまではとても期間が長いですから、カルシウム不足にならないように注意が必要です。
このように不足しがちなカルシウムですが、どのような働きがあるのでしょうか?
骨を作るだけじゃない!カルシウムの役割
①骨粗鬆症を予防して骨を丈夫に!
カルシウムは丈夫な骨や歯をつくるために欠かせない栄養素です。
私たちの体内のカルシウムの内99%は骨や歯にあります。
食事や飲み物から摂取するカルシウムが不足すると、骨や歯に蓄えられているカルシウムが流出していき、骨や歯がもろくなります。
それがいわゆる骨粗しょう症につながり、骨折しやすい体になります。
私たちが骨折せずに毎日すごせているのは、カルシウムのおかげと言っても過言ではありません。
②神経伝達・筋肉の収縮をスムーズに!
血液の中や神経、筋肉の中に存在しているカルシウムは、神経の伝達や筋肉の収縮などがスムーズに働くようにサポートしています。
私たちの細胞の外側にはカルシウム、内側にはマグネシウムが存在しています。
この細胞の中にカルシウムが出入りすることによって電流が発生し、神経の伝達が行われ、筋肉の収縮をスムーズに行います。
このカルシウムとマグネシウムのバランスは2:1がよいとされています。
③出血した時に血液を止めてくれる!
血液を止めるにはカルシウムが必要です。
血液を止める時には、トロンビンという物質が必要になります。
このトロンビンはプロトロンビンという前駆物質から変化しますが、その過程においてカルシウムが必要になります。
④イライラを防いで神経を鎮めてくれる!
カルシウムには神経を安定させ、イライラを解消する効果があります。
カルシウムが神経を鎮める効果は、血液中のカルシウムとマグネシウムのバランスが大切になってきます。
イライラしないようにするためには、カルシウムと同時にマグネシウムも摂るようにしてバランスを保つ必要があります。
このように私たちの内側・外側ともに重要な働きに関係しているカルシウムですが、数ある青汁の中で、野菜不足も解消できてカルシウムも摂れる青汁はあるのでしょうか?
カルシウムが豊富な青汁でおすすめは「カルシウムも摂れる初摘み若葉青汁」
①1袋に340mgものカルシウムが含まれている
カルシウムも摂れる初摘み若葉青汁は1袋飲むだけで340mgのカルシウムを摂取することができます。
カルシウムも摂れる初摘み若葉青汁を牛乳200mlで混ぜて飲むとすると、それだけで約550mgのカルシウムが摂れ、ほとんどの年齢のカルシウム推奨量の半分をまかなえてしまうのです。
②カルシウムだけではない!他のビタミンやミネラルも豊富に含まれている
ビタミン・ミネラルたっぷりの大麦若葉を粉末にしているので、カルシウムだけでなく、食物繊維や鉄分も豊富に含まれています。
また、この大麦若葉は鹿児島県産のものを使用しているので安全性も高いです。
③濃い抹茶風味で飲みやすい
ケールやゴーヤとは違い、癖のない大麦若葉を使っているのでとても飲みやすい青汁になっています。
また、濃い抹茶風味なので、牛乳と混ぜて飲むほかに、パンケーキなどの生地に混ぜて焼くことによって、子供でも美味しく食べられて、かつカルシウム不足も解消されます。
青汁飲んで一石二鳥!野菜とカルシウムを1杯で!
カルシウムは運動不足になったり、食生活が疎かになりやすい現代において不足しやすい栄養素です。
また食生活に気を遣うことができない生活習慣は、カルシウムだけでなく野菜不足にも陥ってしまいます。
このカルシウム不足・野菜不足両方を簡単に解決してくれるのが青汁です。
青汁でカルシウムを摂って、健康で丈夫な骨を作り、年をとっても元気でいられる体を作りましょう!
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