青汁に含まれる血中コレステロールを下げる６つの成分|もう検査も怖くない！

健康効果

「血中コレステロール値が高いと医者にいわれた…」
「年齢的にもそろそろ健康のことには気をつけたい…」
そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか？

血中コレステロールを下げるには基本的には、運動・食事に気をつけてコントロールする必要があります。しかし、急に激しい運動したり、食生活を一気に変えたりするのは難しいし、めんどうくさいですよね…。

そこで紹介したいのが青汁。

青汁には血中コレステロールを下げる成分がいくつも含まれているんです！

もちろん青汁だけ飲めば大丈夫というわけではありませんが、運動や食事と併用することで強い味方になってくれるはずです。

そこで、今回は青汁とコレステロールの関係について詳しく説明していきます。

そもそも血中コレステロールってなんで溜まるの？

青汁とアレルギーの関係3

青汁との関係についてお話する前にはまずはこれコレステロールについて簡単に説明していきますね。

血中コレステロールとは？

コレステロールという言葉を耳にしたことがある人も多いのではないのでしょうか？そして、その中にはコレステロール＝悪もしくは健康に良くないというイメージをお持ちの方も多いかもしれません。

しかし、決してそうではありません。コレステロールは私たちの体の中に存在している脂肪分の1つであり、本来、私たちにとって欠かすことができないものになります。

コレステロールは私たちの体の細胞膜を作ったり、ホルモンを作る材料になったり、ビタミン類を代謝したりいろいろな役割があるのです。

私たちは食品からコレステロールを摂り入れられて、体内のコレステロール量は恒常性によって常に一定に保たれるようになっています。

そして、このコレステロールは血液の中に入り、タンパク質と結合してリポタンパク質になりますが、これにはいくつか種類があります。

代表的なものには、肝臓で作られてコレステロールを全身に運ぶLDL別名悪玉コレステロールと呼ばれるものと余ったコレステロールを回収するHDL別名善玉コレステロールと呼ばれるものがあります。

コレステロールと中性脂肪の違いは？

コレステロールと同様によく耳にするものに中性脂肪があります。両方とも脂質ではありますが、その働きは異なります。

コレステロールが細胞膜などを作るのに必要な脂質になるのに対して、中性脂肪は私たちの体を動かすエネルギー源として蓄えられる脂質になります。どちらも私たちの体にとっては欠かすことができない大事なものです。

血中コレステロールが溜まる原因は？

血中コレステロールが溜まる原因は食生活の偏りにあると言われています。中性脂肪が増えると、血中のコレステロールも上がると言われています。

揚げ物のような脂っこいものやスイーツやお菓子のような糖質の多いものを食べ過ぎてしまうと、脂質が全て消化しきれずに、血管の表面にコレステロールが蓄積してしまいます。

そして、糖質を過剰摂取してしまうと血管が傷つけられてしまい、それを修復するのにコレステロールが必要になるのです。

年齢と共に溜まりやすくなるって本当？

コレステロールが溜まりやすくなる原因にはいくつかありますが、その中の一つに加齢があります。

加齢が進むと肝臓の働きが衰えてきます。そんな時にアルコールを過剰に飲みすぎるとアルコールの分解が間に合わずに、中性脂肪として蓄積されてしまい、コレステロール値が上昇してしまうと言われています。

血中コレステロールが溜まり続けるとどうなるの？

私たちの体にとっては必要不可欠であるコレステロールではありますが、体の中に溜まり続けてしまうと体の不調を引き起こすきっかけになる場合があります。

では、コレステロールが溜まり続けるとどんなデメリットがあるのか説明していきます。

血中コレステロールが溜まり続けた時のデメリット

・脂質異常症になり動脈硬化のリスクが高まる
・狭心症や心筋梗塞などの心疾患などのリスクが高まる
・脳出血や脳梗塞などの脳血管疾患などのリスクが高まる

血中コレステロール値を正常値に戻すにはどうすればいいの？

青汁とアレルギーの関係2

溜まり続けることで体の不調を引き起こしてしまうコレステロールですが、この血中のコレステロール値を正常に戻し、保つために大切なのが生活習慣を整えることが大きな役割を果たします。

コレステロールの値を上げる三大要因は加齢・食生活の乱れ・運動不足であると言われています。そのため、この3つを見直すことは血中のコレステロール値を正常に保つことに繋がるのです。

加齢に対する対策

加齢は止めることができないものです。しかし、気をつけることは可能です。

先ほども説明しましたが、加齢により肝臓の機能の低下が落ちます。そのため、年を重ねても若いころのようなアルコールの飲み方をすることはアルコールの分解が追い付かなくなってしまう危険性があります。

そして、アルコールを飲む機会が多い人はたまには肝臓を休ませてあげるという意味でも休肝日を作ってあげることが大切になります。

休肝日を作ってあげることで疲弊している肝臓を休ませてあげることができるとともにアルコールの飲酒量が自然と減るので、コレステロール値を正常に戻すのに効果が期待できるのです。

食生活の乱れに対する対策

「コレステロール値が高い」と言われると脂肪を避けなくてはと思われがちです。もちろん、甘いものや油っぽいものを過剰に食べ過ぎている場合には、量を減らすことももちろん大切です。

しかし、制限しすぎるのも体には悪影響を及ぼす危険性があるので、脂っこいものや甘いものを少し控えたり、野菜をたくさん取り入れたメニューに変更したりというように食生活を見直してみましょう。

おすすめの食事は「マゴハヤサシイ」と呼ばれる食材を中心にした和食になります。

マ：豆類
ゴ：ごま
ハ：わかめなどの海藻類
ヤ：野菜
サ：魚などの魚介類
シ：しいたけなどのきのこ類
イ：いも類

全ての食事をいきなり変えるのは難しいかもしれませんが、まずはこの食材を少しずつでも意識的に取り入れるようにしていくのがおすすめになります。

運動不足に対する対策

コレステロールは脂肪の一種になります。そのため、運動により消費することが可能になります。

運動不足になると体の中の脂肪が燃焼されにくくなり、体の中に蓄積されてしまいます。そのため、適度に体を動かしてあげることで脂肪を燃焼させてあげることが重要になります。おすすめなのは有酸素運動で、目安としてはウォーキングで20分以上になります。

まずは、通勤時に1駅前で下車して1駅分歩いてみたり、いつもエレベーターやエスカレーターを利用しているのを階段に変えてみたりするだけでも効果は得られるのでぜひ試してみてください。

青汁に含まれる血中コレステロールを下げる6つの成分

青汁とアレルギーの関係6

コレステロール値を下げるために生活習慣を変えてあげなくてはならないということは分かっていただけたと思います。

しかし、この生活習慣は長年染みついたものであることが多いのでなかなか急激に変えるのは難しいという人も多いでしょう。そんな方におすすめなのが青汁です。

青汁にはコレステロールを下げる働きがあると言われる成分が豊富に含まれているのでぜひ試していただきたいです。

ただし、青汁さえ飲んでいれば大丈夫というわけでは決してないので、生活習慣の見直しと並行して活用するのがおすすめです。

ではここからは青汁に含まれているコレステロールを下げるのに役立つ成分について詳しく説明していきます。

1. 食物繊維でコレステロールを体の外へ排出

青汁・育毛効果6

食物繊維には大きく分けて水溶性食物繊維と不溶性食物繊維に分類できます。そして、この中でも水溶性食物繊維にコレステロールを下げる働きがあります。

水溶性食物繊維は体の中に入るとゲル状化して、脂質や糖質を絡み付けて便として排出してくれます。そのため、コレステロールが体の中に蓄積されてしまうのを防いでくれるのです。

一般的には粉末タイプより冷凍タイプの方が水溶性食物繊維を豊富に含むことが多いですが、粉末タイプの青汁にも水溶性食物繊維が多いものや、水溶性食物繊維の一種である難消化性デキストリンが配合されているものもあるので、ぜひ確認してみてください。

2. ビタミンCはコレステロールを胆汁酸に変えて体の外へ排出

ビタミンCにはエネルギー源となる脂肪酸を運ぶ働きがあるカルニチンという物質を作ったり、コレステロールから胆汁酸を合成したりする働きがあります。

胆汁酸は脂肪を溶かしてくれる液体になります。そして、この胆汁酸は血流にのって体の外に排出されるのでコレステロールを抑えることが期待できるのです。

そのため、ビタミンCが不足してしまうとこの働きが上手く動かないため、コレステロールが体に蓄積してしまう危険があるのです。

3. ビタミンEで過酸化脂質を抑える

青汁白髪予防9

ビタミンEは別名若返りビタミンと呼ばれるほど抗酸化作用の強い脂溶性ビタミンであり、細胞膜に存在しています。

私たちの体の中のコレステロールや中性脂肪が活性酸素により酸化されて過酸化脂質となり、これが体の中に蓄積されて固くなってしまうと動脈硬化を引き起こす原因にもなってしまいます。

ビタミンEにはこの活性酸素からの攻撃を抑えて細胞膜が酸化するのを防ぐ働きがあります。また、すでに蓄積してしまったコレステロールなどを取り除くのにも役に立つと言われています。

そして、ビタミンEは私たちの体の中で作ることができないので食品からある必要があるので、ビタミンEを豊富に含む青汁はおすすめの食品の1つになります。

4. SOD酵素で酸化を抑えて動脈硬化の予防

青汁の中でも大麦若葉や明日葉を原材料としたものに豊富に含まれているもの1つに、SOD酵素（スーパーオキシドディスムターゼ）というものがあります。このSOD酵素は体の中で最も強力である酵素の1つであると言われており、抗酸化力が強いです。

そのため、この酵素によってコレステロールが酸化して蓄積して固くなるのを防ぐことによって、動脈硬化を防ぐことを期待できます。

5. クロロフィルでコレステロール値を下げる

青汁に含まれる血中コレステロールを下げる6つの成分2

クロロフィルは葉緑素とも呼ばれて、植物や藻類などに含まれる緑色の天然色素になります。

クロロフィルの持つ抗酸化作用により活性酸素が除去さることで、コレステロールの酸化を防いでくれます。また、腸にある食物繊維では取り除くことができなかった細かな脂質や糖質の吸収を防いでくれる働きもあるのです。

これらの働きからクロロフィルは血栓の予防や血圧を下げる作用があり、動脈硬化などの予防にも効果が期待できるのです。

そして、緑黄色野菜で作られる青汁にはこのクロロフィルが豊富に含まれています。

6. カルコンは中性脂肪を減らして、コレステロールも抑える

青汁の代表的な原材料の1つである明日葉にはポリフェノールの一種であるカルコンという成分が含まれています。そして、このカルコンは血糖値を下げる働きがある脂肪細胞から作られるアディポネクチンという成分を増やす作用があります。

血糖値の上昇はコレステロール値を上げてしまう原因でもあるので、カルコンを摂取することで血糖値を下げることはコレステロール値を下げることにも繋がるのです。

そして、カルコンには他にも抗酸化作用や血流を良くする作用があります。これにより、コレステロールが酸化して固まるのを抑えて、血流にのせて排出することも期待できるのです。

明日葉は他の食品に比べてアディポネクチン3～4倍も増やすことができる貴重な食材なのです。

血中コレステロールを下げるのにおすすめの青汁3選

青汁・トマトジュース比較5

ではここからはコレステロールを下げるために数多くある青汁の中からどの青汁を選んだら良いかお悩みの方に、おすすめの青汁を3つご紹介していきます。

1. 大正製薬　ヘルスマネージ大麦若葉青汁　キトサン

大正製薬ヘルスマネージ大麦若葉青汁キトサン

大正製薬から販売されているヘルスマネージ大麦若葉青汁　キトサンはトクホ認定を受けており、特定保健用食品になりキトサンという成分が配合されています。

キトサンはカニやエビの殻に含まれているキチンという成分を加工することによって作られる不溶性食物繊維になります。

そして、このキトサンには、コレステロールの消費を促して血清コレステロールを減らす働きがあります。特に、LDL（悪玉）コレステロールを低下させる働きが期待できるのです。

また、原材料も安全安心なものが使用されています。主原材料である大麦若葉は火山灰を多く含んだ九州熊本県阿蘇地方の土壌で契約農家において、農薬不使用の有機栽培で育てられたものが使用されています。

そして、この土地で育つ大麦若葉（粉末）には、ホウレンソウの約8.8倍の鉄分、アスパラガスの約9.5倍のビタミンB2、小松菜の約6.5倍の葉酸が含まれており、栄養価が高いこともおススメポイントの1つになります。

青汁は薬ではなく食品であるので、1回飲んだからと言って目に見える効果が表れるものでもありません。継続して飲むことで徐々に変化を感じることができるのです。

青汁は苦いイメージが強いかもしれませんが、この商品は抹茶を配合することにより毎日でも飲みやすい仕立てになっています。

特許製法である超微粉砕製法を製造することにより、一般的な方法では搾りきれない食物繊維なども細かな粉末にし、栄養素を余すところなく含まれた青汁です。

2. サンスター　健康道場　緑でサラナ

緑でサラナの口コミ体験レビュー9

サンスターの緑でサラナにはブロッコリーやキャベツ、パセリ、大根葉、セロリ、レタス、ほうれん草、小松菜の8種の野菜と、りんごとレモンの2種の果物が使用されています。

食物繊維も豊富に含まれているので、2缶でバナナ約3本分(2.4g)の食物繊維に匹敵する量になります。

そして、できる限りフレッシュ感と栄養価を損なわないようにサンスター独自の特許技術である野菜本来の香味・新鮮さを保持するピューレ製造方法を一部の原材料に導入することによって、生のままピューレ化し、熱をかけずにレモン汁で酵素の働きを止めることに成功しており、より野菜の味を美味しく感じることができる仕上がりになっています。

もちろん、砂糖や食塩、そして香料、保存料も一切不使用で作られているので安心して飲むことができます。

また、サンスターの研究により、この商品にも使用されているブロッコリーやキャベツに由来する天然アミノ酸の一種であるSMCS(天然アミノ酸)にはコレステロールを低下させる作用も認められています。そのため、コレステロールが気になる方や高めの方に適した特定保健用食品（トクホ）としても認められています。