忙しい毎日だと、食生活が乱れ野菜も不足しがちです。野菜ジュースや青汁で栄養をカバーしている人も多いのでは。
でも、実際に青汁は1杯飲むだけでどれくらい野菜を補えているのでしょうか?
そもそも、野菜不足を解消する栄養を摂ることはできるのでしょうか。
野菜の目標摂取量350gって具体的にどれくらい?
1日の野菜目標摂取量は「350g」
2000年に始まった厚生労働省主体の国民健康運動「健康日本21」では一日当たりの野菜摂取量は350g。
平成28年度の統計によると、野菜摂取量の平均値は276.5gであり、男女別にみると男性は283.7g、女性は270.5gと、ヘルシー傾向にある女性でもみたしていません。
しかも、野菜摂取量の多い60代でも30%代、他の世代では20%程度と、全年代において達成できていないとされています。
野菜350gを野菜だけでとるにはかなり大変!
実際350gとはどれぐらいの量になるのでしょう。350gの野菜の目安は下記になります。
「緑黄色野菜120g+淡色野菜230g」の合計で350g
数値にするとイメージがわきにくいかもしれません。
実は生野菜だと結構なボリュームになります。生野菜なら両手で3杯、茹でたものなら片手で3杯が350グラムの目安とされています。
生野菜の350g目安
ほうれん草…約1束
かぼちゃ…約1/3/個
だいこん…約1/3/本
きゅうり…約3本
トマト…3個
調理後の野菜量目安
ほうれん草のお浸し…70g
きんぴらごぼう…70g
野菜サラダ…70g
野菜炒め…140g
野菜カレー…140g
数値で見ると、野菜炒めを1日に2皿食べても足りません!
しかも、「健康日本21」によるとこの350gには芋や豆、キノコ、海藻は含まないとされているのです。
積極的に野菜と摂っているつもりでも、まだまだ足りていないのです。
青汁は野菜の代わりに野菜不足を補うのに強力な味方!?
最近は350gを目安にしたメニューやレシピがたくさん登場しているので、それを利用するのもよいでしょう。
問題は、毎日続けることができるかということ。
野菜の量と品目を意識して摂りつづけるのはなかなか難しいものです。そんな時に役立つのが、青汁です。
野菜の栄養と美味しさが凝縮された青汁は健康によいイメージがあると思いますが、どれぐらいの栄養が賄えるのでしょうか。
●青汁は野菜の代わりになる!青汁1杯で補える栄養成分
野菜不足を補うのに有効な青汁。主成分によって栄養素はかわりますが、必要な栄養素がバランスよく含まれているのが特徴です。
また、生の野菜でない限り、加熱などの調理法で栄養素が損なわれてしまうことがありますが、青汁はその心配がありません。
●青汁ならではのスーパー野菜で効率よく栄養補給
特に、青汁の主原料となるケール、大麦若葉、明日葉、桑の葉などの野菜は栄養価が高く、なかなかフレッシュで食べることができない野菜を手軽に摂ることができるのがメリットです。
厳選食材1:ケール
「野菜の王様」という異名を持つほどの栄養素豊富なケール。
ビタミン・ミネラルなど幅広い栄養がたっぷりと摂ることができます。また、メラトニンはケールならでは成分。
質の良い睡眠に導く効果があるので、疲れた体にもってこいの食材です。
厳選食材2:大麦若葉
ミネラルやビタミンや食物繊維などをバランス良く含んでいて、特に食物繊維がたっぷり含まれています。
細胞や肌の老化につながる活性酸素を除去するSOD酵素も多く含まれており、エイジングケアのほか、動脈硬化や高血圧、糖尿病といった生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
厳選食材3: 明日葉
ビタミンB群やカロテンの含有量が多いのが特徴。新陳代謝や成長には欠かせないビタミンB2、「造血ビタミン」と呼ばれるビタミンB12、βカロテンの量は、ケールや大麦若葉よりも多く含まれています。
胃酸の分泌を抑える作用や抗菌作用期待できるカルコンが含まれているのも注目です。
厳選食材4: モロヘイヤ
βカロテンや、ビタミンB群、ビタミンEなど野菜の中でもトップクラスの量を誇ります。カルシムもたっぷり取れるので、小さなお子様や年配の方にもおすすめの原料です。
厳選食材5:ブロッコリー
レモンの2倍のビタミンCが含まれています。また、ファイトケミカルの1つとして注目のスルフォラファンは、体の老化を食い止める抗酸化作用や免疫力アップが期待できます。
例えば、青汁の主原料として代表的な野菜、ケールの栄養素は下記になります。
生のケール 可食部100gあたりの成分 | |
---|---|
食物繊維 | 3.7g |
カロテン | 2900μg |
ビタミンE | 2.4mg |
ビタミンK2 | 10μg |
ビタミンB1 | 0.06mg |
ビタミンB2 | 0.15mg |
ナイアシン | 0.9mg |
ビタミンB6 | 0.16mg |
葉酸 | 120μg |
パントテン酸 | 0.31mg |
ビタミンC | 81mg |
ナトリウム | 9mg |
カリウム | 420mg |
カルシウム | 220mg |
マグネシウム | 44mg |
リン | 45mg |
鉄 | 0.8mg |
まさに野菜代わり!野菜不足を補うなら「サンスター健康道場 粉末青汁」
野菜不足が気になるなら、おすすめしたいのが「サンスター健康道場 粉末青汁」です。
単一の野菜を主原料としている青汁も多い中、サンスター青汁道場は5種類の野菜をたっぷり使った青汁なのです!
①たった1杯で野菜100g相当
サンスター健康道場粉末青汁は、1杯が野菜100gに相当する野菜が含まれています。1日に不足している野菜の量は58g程度と言われているので、らくらく摂ることができるのです。
ビタミン類や食物繊維はもちろん、1袋で鉄分はドライプルーン9個分、カルシウムはイワシ7尾分、カリウムはりんご1個分となかなか食べることができない量をしっかりと摂ることができます。
②厳選した5つの国産野菜を使用
1種類の野菜しか使わない青汁も多い中、こちらは5種類の野菜が主原料。素材はすべて厳選した国産野菜にこだわって、しかも栄養素が高い青汁のスター選手が揃っています。
③普通の青汁の2.5倍の飲みごたえ
通常の青汁に比べてたっぷり2.5倍の量が1袋に入っているので、野菜を補うにはうってつけ。もちろん、その分の栄養素を摂ることができます。
粉末なので、アレンジしやすいのもポイント。豆乳に入れてドリンクにしたり、ヨーグルトに混ぜたりと、青汁のさまざまな摂り方が楽しめます。
青汁だけで栄養素を補給すると考えないこと
栄養たっぷりの青汁ですが、これだけ飲んでいれば大丈夫ということではありません。どうしても加工段階で損なわれる栄養があるのも知っておきたいポイント。
また、青汁だけでは栄養の偏りがあります。
一般的に、野菜にはビタミンやミネラルが豊富に含まれており、青汁にもそれらの栄養が含まれています。
しかし、ビタミンKやβカロテンなどは青汁だけでも十分に補給できる栄養素がある一方、もともと野菜に少ないビタミンB群や、ビタミンDなどほとんど含まれていない栄養素もあります。
ごはんなどの炭水化物や肉、魚といった他の食材と合わせてバランスよく栄養を摂り入れることが大切です。
毎日1杯!野菜不足の代わりは青汁で補おう!
忙しい毎日でも栄養バランスはキープしたいもの。
食事だけで毎日350gの野菜を摂るのは難しいですが、青汁なら足りない栄養素を補うことができます。
いつもの食事に青汁をプラス。青汁を習慣にして、乱れがちな食生活を整えましょう。
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