「マグネシウム」ときいて何が思い浮かびますか?
正直イメージないという人がほとんどではないでしょうか?
いわれてみれば、青汁などの健康食品の栄養成分の表などでみたことある程度だったり、妊婦さんだったら便秘を解消するためにお医者さんから処方される薬というイメージをお持ちのかたもいるかもしれません!
そんな身近にあるのに、実はあまり知られていないマグネシウムの働きについて詳しくみていきましょう!
そもそもマグネシウムって何?
マグネシウムとはミネラルの一種で、私たちの体内にある酵素の働きを助けてくれるミネラルです。
体内に存在するマグネシウムの約57%は骨に、40%は臓器や筋肉中に、残りの3%が細胞内外と血液中に存在しています。
マグネシウムは数多くの酵素の働きを側面からサポートするように働くので、健康を維持するためには必須の栄養素です。
そんなマグネシウムが不足すると私たちの体にどのような影響が出るのでしょうか?
マグネシウムが不足するとどうなるの?
マグネシウムが不足すると起こる症状は、初期の時と慢性的になった時とでは症状が違います。
○初期段階で起こる症状
初期段階における症状としては、学習能力や記憶力などの脳の機能低下があげられます。
これは血流量や血圧が低下する事で、脳への酸素不足が起こるためです。
人によっては貧血を感じる場合があります。さらに、不整脈や不眠、筋肉の痙攣、疲れを感じやすくなるなどの症状にもつながります。
○慢性的にマグネシウム不足になると
慢性的なマグネシウムの不足は、だるさ、食欲低下、腹痛、下痢便秘などにつながります。
これらの症状は、直接的な原因がわかりにくい場合があるため、マグネシウムが不足していることに気づかない場合があります。
このほかにも女性の場合は無月経になったり、強い月経痛や月経前症候群を感じやすくなるなどの症状がみられます。
マグネシウムが不足すると私たちの生活に支障をきたす症状がみられることがわかりました。
では、このマグネシウムを摂るのに、健康食品の代表である青汁は適しているのでしょうか?
青汁からマグネシウムはほとんどとれない!?
青汁の材料のケールや大麦若葉などにはマグネシウムがたくさん含まれています。そのため、青汁からマグネシウムがほとんど摂れないということはありません。
マグネシウムは骨を作る時に必要な栄養素になるので、逆にカルシウムなどの栄養素と一緒に摂ることを青汁は簡単に手助けしてくれます。
ですので、青汁からマグネシウムをはじめとするミネラルやカルシウムなどを摂取することはとても効率が良いと言えます。
では、私たちは1日にどれくらいのマグネシウムを摂ればいいのでしょうか。
マグネシウムの目安量・推奨量
マグネシウムの目安量・推奨量をみてみましょう。1歳未満の乳児に対しては推奨量を測る実験ができないため、目安量で示されています。
年齢 | 男性 | 女性 | ||
---|---|---|---|---|
目安量(mg/日) | 推奨量(mg/日) | 目安量(mg/日) | 推奨量(mg/日) | |
0~5ヶ月 | 20 | - | 20 | - |
6~11ヶ月 | 60 | - | 60 | - |
1~2歳 | - | 70 | - | 70 |
3~5歳 | - | 100 | - | 100 |
6~7歳 | - | 130 | - | 130 |
8~9歳 | - | 170 | - | 160 |
10~11歳 | - | 210 | - | 220 |
12~14歳 | - | 290 | - | 290 |
15~17歳 | - | 360 | - | 310 |
18~29歳 | - | 270 | - | 270 |
30~49歳 | - | 340 | - | 290 | 50~69歳 | - | 350 | - | 290 |
70歳以上 | - | 320 | - | 270 |
妊婦(付加量) | - | - | - | +40 |
授乳婦(付加量) | - | - | - | +0 |
マグネシウムの1日の推奨量は年齢とともに増加していき男性は15~17歳で360mgとなり、さらに30~49歳でピークの370mgとなります。
女性のピークは成人女子で15~17歳の310mgで、18~29歳では270mgとなります。妊婦では40mgの付加量が設定されています。
次に、マグネシウムが私たちの体においてどんな働きをしているのかをみていきましょう。
糖尿病予防にも!青汁に含まれるマグネシウムの効果・効能がすごい!
①カルシウムと一緒に丈夫な骨を作ってくれる
マグネシウムはカルシウムと一緒に働いて丈夫な骨を作ってくれます。
骨を形成する過程でマグネシウムもカルシウムと同様必要になってきます。
また、骨の中のカルシウムが減少するのを防いで、骨密度を保つ働きもします。
このようにマグネシウムは丈夫な骨を作るのに十分な役割を果たしてくれるのです。
②動脈硬化を防いで血管をしなやかに
マグネシウムには血管を拡張する働きがあります。
血管はしなやかな弾力性があることで血圧や血流を調整しているので、血管の弾力性がなくなると動脈硬化のリスクが高まります。
この弾力性を保つために必要なのが「エラスチン」というたんぱく質なのですが、このエラスチンを正常に作り出すにはマグネシウムが欠かせません。
また、血中のカルシウムが増えすぎるとカルシウムが血管壁に張り付き石灰化してしまいますが、これを防ぐのもマグネシウムなのです。そのため動脈硬化の予防に期待できます。
③高血圧を予防してくれる
マグネシウムは体内の余分な塩分を排出する効果があるカリウムの働きを助け、スムーズに塩分を排出することで血圧を下げる効果を高めてくれます。
また、マグネシウムは血管や筋肉を弛緩させる働きもあるため、血管を拡張させることで血圧の上昇を防ぐこともできます。
④リラックスさせてイライラ抑制!
マグネシウムには、神経に働きかけて精神を安定させたりリラックスされる効果があり、別名「自然の精神安定剤」とも言われています。
マグネシウムはストレスを感じることで消費されていってしまうので、マグネシウム不足→イライラする→マグネシウムがもっと減る→もっとイライラする・・・という悪循環に陥りかねません。
そのため、マグネシウムをしっかり摂取して、この悪循環にならないように気をつけましょう。
⑤インスリンの働きを助けて糖尿病を予防!
マグネシウムはインスリンの働きを助ける効果があります。
インスリンが正常に働くことで血中のブドウ糖がスムーズに細胞に吸収されて、血糖値の低下につながります。
また、マグネシウムは細胞の働きを活発にし、糖の消費も促すので、糖尿病予防に期待できます。
青汁でマグネシウムを摂るならケールの青汁がおすすめ!
マグネシウムは私たちの健康な体を保つのに必要な栄養素であることは理解できましたね?
では、このマグネシウムを摂るにはどのような青汁を飲めばいいのでしょうか?
青汁の代表的な材料であるケール・大麦若葉・明日葉のそれぞれの栄養含有量をみてみましょう。
ケール | 大麦若葉 | 明日葉 | |
---|---|---|---|
マグネシウム(mg) | 44 | 16 | 26 |
カルシウム(mg) | 220 | 29 | 65 |
ビタミンC(mg) | 81 | 32 | 41 |
ビタミンE | 2.4 | 1.19 | 2.8 |
ビタミンK | 210 | 370 | 500 |
ビタミンB1 | 0.06 | 0.064 | 0.1 |
ビタミンB6 | 0.6 | 0.055 | 0.16 |
食物繊維(g) | 3.7 | 4.1 | 5.8 |
マグネシウムの数値をみてください。ケールが圧倒的に高い数値になっています。
よって、ケールの青汁を飲むことでマグネシウムが補えるということになります。
その中でもマグネシウムが豊富なのは「サンスター健康道場 粉末青汁」
①1杯飲むだけで野菜100g分まかなえる!
「サンスター健康道場 粉末青汁」は1杯飲むだけで野菜100g分に相当します。
厚生労働省は、毎日350gの野菜を食べるように推奨していますが、現状ではすべての年代で350g食べることができておらず、必要な野菜350gに対して平均58g野菜が足りていない状況です。
でもご安心!このサンスター健康道場 粉末青汁を飲むことによってこの58gを補うことができます!
②厳選された国内産の5種類の野菜で作られているから安心!
「サンスター健康道場 粉末青汁」はブロッコリー・ケール・大麦若葉・明日葉・モロヘイヤの5種類の野菜からできていて、これらの野菜はすべて国内で栽培されている物を使用しています。
また、添加物も一切使用していないので子供でも安心して飲むことができます。
③苦さを感じさせない飲みやすい味!
青汁の飲みにくさの最大の原因は青臭さと苦味にあります。
青野菜も種類によってその苦味や香りは違います。
「サンスター健康道場 粉末青汁」は苦味が強いケールだけでなく、甘味があるブロッコリー、抹茶のような香ばしい香りの大麦若葉、スパイシーな味わいの明日葉、粉っぽさを抑えるモロヘイヤを絶妙のバランスで組み合わせることにより、甘味料や香料を添加することなく、毎日続けられる美味しさを実現しています。
ただ青汁だけでなく他の食べ物でもマグネシウムを補うのが大切です!
青汁でもマグネシウムは摂れますが、普段の食生活で摂れるのならそれに越したことはないですよね。
では、どのような食品にマグネシウムは含まれているのでしょうか?
○豆腐などの大豆製品
大豆には100g当たり250mgのマグネシウムが含まれています。
大豆製品は、納豆や豆腐など食卓によくあがる食品が多いので、比較的摂取しやすいです。
豆腐の原材料である大豆だけでもマグネシウムは豊富ですが、豆腐を固める時に使う「にがり」は主成分が塩化マグネシウムなので、マグネシウム含有量がより多くなっています。
豆腐の中では木綿豆腐が最もマグネシウムを含んでおり、100g当たり130mgのマグネシウムを摂取できます。
○あおさ・青のり・昆布などの藻類
藻類にはマグネシウムがとても豊富に含まれています。
中でもあおさ(素干し)は、マグネシウムが100g中に3200mgとダントツに多い食品です。しかし、1食であまり食べることができないのが難点です。
そのため、単体でマグネシウムを補うよりは、他のマグネシウムを多く含んでいる食品と組み合わせて食べるのがよいでしょう。
マグネシウムは私たちにとても身近な大豆食品やのりなどに多く含まれているので、毎日の食事で補うことができますね。
手軽に簡単に!青汁でマグネシウムを摂ろう!
マグネシウムは私たちの骨や血管を健康に保ってくれたり、また精神をリラックスさせてくれたりと必要不可欠な栄養素。
また、私たちが毎日食べていると言っても過言ではない大豆食品に多く含まれているので、ミネラルの中では比較的摂りやすい栄養素だと言えます。
そんなマグネシウムを青汁は手軽に簡単にとれます!
マグネシウムの補給だけでなく、普段取れないビタミン・ミネラルもとって健康な体を作っていきましょう!
関連記事
・青汁に含まれる栄養素「亜鉛」の効果・効能!!不足するとどうなる?
・青汁に含まれる栄養素「ナイアシン」の効果・効能は?不足するとどうなる?
・青汁に含まれる栄養素「ポリフェノール」の効果・効能|不足するとどうなる?
・青汁に含まれる鉄分の効果って?貧血予防・疲労回復にも◎