熊笹といえばパンダが食べる植物というイメージですが、実はこの熊笹は人にとっても嬉しいメリットがたくさんあるんです!
昔から熊笹はただの植物ではなく栄養価の高い食材として存在しており、最近では青汁にも健康食材の一つとして使われています。
今回は、その熊笹の青汁を解明していきます!
パンダが食べるのにはわけがある!青汁に含まれる熊笹(クマザサ)の栄養価がすごい
熊笹(クマザサ)とは?
熊笹はイネ科ササ属の植物で、解熱、解毒、咳止めなどに対する生薬として昔から使われています。
食卓には滅多に登場しない熊笹ですが、その葉には抗菌作用や防腐作用があるため、ちまき、笹団子、笹寿司などのお団子やおにぎりを巻く葉として使われているのです。
パンダはこの熊笹を腸や血液が老廃物で汚れるのを防ぐために食べており、このような効果を持った熊笹が現在、健康商品として注目を集めています!
熊笹(クマザサ)の栄養価
熊笹にはビタミン類とミネラル類が豊富に含まれています。
中でもビタミン類では体の錆を予防してくれるビタミンC、血液の凝固に重要なビタミンK、エネルギー産生をサポートするビタミンB1、皮膚や粘膜の健康維持をサポートするビタミンB2が豊富に含まれており、ミネラル類では骨や歯の材料となるカルシウム、便秘に効果的な食物繊維が豊富に含まれています。
しかしこれだけではなく、その他にも熊笹には特徴的な栄養成分が含まれているんです!
菌をやっつけるクマザサ多糖体
単糖がたくさん結合したものを多糖体と言い、熊笹に含まれるクマザサ多糖体は防腐効果や抗菌効果があるんです。
また、クマザサ多糖体は細胞膜や結合組織を形成する構造多糖類のため、傷ついた細胞膜を再生し、細胞自体を強化するため、美肌、美髪へと導いてくれます。
その他にも、抗腫瘍作用があると学会でも発表されているため、抗ガン効果としても期待できるのです。
口臭対策成分の葉緑素
熊笹の緑色の天然色素成分である葉緑素はクロロフィルとも呼ばれ、強力な抗酸化作用と抗菌効果を持っています。
そのため、口臭対策成分としてガムなどにも配合されているんです!
また、この葉緑素は細胞内に存在し、太陽光のエネルギーによって、光合成を行い、体内からコレステロールや老廃物などの余分なものを体外に排出する働きもします。
身体に必要不可欠なアミノ酸
身体を作ったり、栄養や血液になったり、体内での酵素やホルモンとなり身体を守るための原料はすべてアミノ酸を原料とするタンパク質です。そのため、アミノ酸の摂取はとても重要となります。
熊笹には24種類ものアミノ酸が含まれており、また、そのうち体内で合成されず、食事からしか摂取できない必須アミノ酸8種類のうちの7種類が含まれているんです。
便秘解消の威力がすごい!?青汁の原料熊笹(クマザサ)の効果・効能
①熊笹(クマザサ)で疲労回復!
ビタミンB1、ビタミンC、必須アミノ酸のBCAA(バリン、ロイシンイソロイシン)、葉緑素などといった熊笹の栄養成分は疲労回復に関わっているんです。
そのうちのビタミンCや葉緑素には抗酸化作用があり、これは疲労時に溜まる活性酸素という細胞自体のサビを壊してくれる働きがあるのです。そのため熊笹を摂取することで疲れを解消することができるんです!
(出典:サントリー健康情報レポート)
②熊笹(クマザサ)で免疫力を向上!
熊笹には風邪になりにくい体作りへのサポートをするクマザサ多糖体、ビタミンB1、ビタミンCといった成分も含まれています。
これらの成分はウィルスや細菌に対する抵抗力を高めてくれるんです!中でも、クマザサ多糖体は人間の細胞との相性が良いと言われているため熊笹の成分も十分に発揮してくれます。
③熊笹(クマザサ)で便秘解消!
熊笹には食物繊維が豊富に含まれており、100g中に65.9gも含まれているため便秘解消にはうってつけの食材なんです。
その熊笹にはリグニンという腸の蠕動運動を促進してくれる不溶性食物繊維の一種が含まれています。
この成分は酸やアルカリにも強く、大腸内でも消化吸収がされにくいため、発酵分解を受けずに便の量を増やして体外に排泄してくれます。
また、リグニンは胆汁酸を吸着して排泄させる効果もあるため、動脈硬化にも有効なんすごい食材なんです!
熊笹(クマザサ)メインのおすすめ青汁3選
①めっちゃたっぷりフルーツ青汁
“めっちゃたっぷりフルーツ青汁”は栄養価の高いクマザサ、明日葉、モリンガを主な材料として使用し、そこに厳選した11種類の果物と11種類の野菜の抽出されたエキスも使用しています。
また、この商品には1包あたり18,000,000個の乳酸菌が生きたままの状態で腸に到達することができる有胞子乳酸菌と美容に効果的と言われているメロンの中心部分から抽出されたメロンプラセンタが配合されているので、ダイエット、栄養、美容のどれにも効果的な商品なんです。
②黒糖抹茶青汁寒天ジュレ
製薬会社である興和新薬会社から発売されている“黒糖抹茶青汁寒天ジュレ”は一般的に使用されているケールや明日葉、大麦若葉などは一切使わず、その代わりに栄養価の高い熊笹の粉末をたっぷり使っている商品です。
また、この青汁はジュレタイプで寒天が含まれているので、食後のデザート、小腹が空いた時、時間がない朝食にも満足感を得る食べ物として食べることでことができます。
味にもこだわっているため毎日続けられるおいしさです。
③濃い藍の青汁
純藍から発売されている“濃い藍の青汁”は栄養価の豊富な熊笹だけでなく、食物繊維、ポリフェノール、ミネラルを豊富に含んでいる藍、食物繊維をはじめミネラル、ビタミンがたっぷり含まれている大麦若葉、食物繊維と共に体内で善玉菌のエサとなる乳糖果糖オリゴ糖を原料として作られています。
また、これらの材料は厳選された国産有機素材を使用しており、製造体制、品質保証も業界トップクラスのため安心して飲むことができるんです!
こんな人は注意!熊笹(クマザサ)の副作用
熊笹青汁は薬ではなく食品のため副作用はありません。しかし、いくつかの栄養成分は薬との相性が悪いため、以下に当てはまる人は熊笹の青汁を取り入れる際に注意が必要となります。
お米アレルギーの人
熊笹はお米と同じイネ科のため、お米にアレルギーがある人は摂取するのを控えたほうが良いでしょう。また、アレルギーの疑いがある人も飲むことを避けるか、医師に確認してから飲むようにしましょう。
血栓症の治療を行なっている人
熊笹にはビタミンKが豊富に含まれています。血液をサラサラにする薬のワーファリンとビタミンKを多く含んでいる食材を食べるとワーファリンの効き目が弱くなってしまい危険です。そのため、ワーファリンを服用中の方は医師に相談してから、熊笹青汁を飲むようにしましょう。
熊笹(クマザサ)飲んで便秘知らず?青汁飲んで熊笹の効果を実感しよう♪
厚生労働省からは野菜の摂取目標量は350gと設定されていますが、現在、日本人の約7割は野菜不足と言われています。
この目標量に達するためにも、いつもの食事に青汁をプラスして野菜不足を補うのはとても効率的な方法です!
その中でも、便秘に困っている人や、免疫力を上げたい人、熊笹の高い栄養価を摂取してみたい人には熊笹の青汁はオススメです!
ぜひ、 熊笹の青汁でその効果を実感してみてくださいね!
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