青汁の放射能汚染は大丈夫?検査の実態と安全な商品の選び方

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福島の原発事故以来、様々な食品・飲み物などにおいて放射能汚染について気になっている人も多いのではないでしょうか?

青汁に含まれる農薬や食品添加物に関しても気になるとこではありますが、今までは安心のサインだった国産の青汁に関しても原発事故以来国産って大丈夫なの?と気になる人も増えてきているのでは?

ただ、放射性物質に関しては目には見えないものなので、製造メーカーが検査を行って確かめていなければ実際どうなのかは不明なところ…

今回はメーカー放射能問題に対してどのような対応を行っているのかについて解説します♪

安心して飲める青汁を選びましょう!

市販の青汁に放射能汚染の心配はないの?

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現在日本においては、厚生省が定める基準によって、放射性物質に汚染されてしまっている食品に関しては出荷ができないようになっています。

そのため基本的には、私達が食品をとることによって病気になるというようなことは起きないとは言われてはいます。しかし、全ての食品に検査対象が義務付けられているわけではありません…。

青汁においても放射能検査が義務づけられているわけではないんです!

そもそもなぜ放射能物質が問題になっているのか?

一般的に放射能とは「放射性物質」そのものや放射性物質から放射される「放射能」のことを言います。

もともと放射能というものは自然界にも存在しており、医療現場でも使用されており完全に避けることはできません。そして、極端に多量浴びるのでなければ大きな害はないと言われています。

しかし、原発事故などによって放出される非自然的な放射能に関しては特に強く浴びれば浴びるほど、私達の細胞のDNAが傷つけられて免疫力が低下したり発ガン率を高めたりする可能性がでてくるとも言われています。

国産青汁って本当に安心して大丈夫?

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国産の青汁といってもすべての商品において放射能検査が実施されているとは言えないので、できるだけ放射性物質の影響がないものを選んで購入することが大事になってきます。

青汁メーカーの放射能の検査方法と基準値とは?

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青汁メーカーが放射能検査を行う場合には2つの手段が考えられます。1つは自社で検査を行うことです。もう1つは外部に依頼して検査にかけることです。

一般的には、ゲルマニウム半導体検出器によるγ線スペクトロメータ法という方法で検査は行われます。

簡単に言うと、検査対象となる食品を機器にセットしてから放射性物質から放出されるガンマ線測定します。そして、この機器では、ヨウ素131、セシウム134及び137の項目の有無と濃度を測定することができます。

そして、厚生労働省により平成24年4⽉1⽇から施⾏された長期的な観点から見て定められた基準値があります。

食品の基準値は、東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された核種のうち、物理学的半減期が1年以上の放射性核種(セシウム134、セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウム、ブテニウム106)の影響を計算に含めた上で、食品から受ける放射線量への寄与率が最も高く、測定が容易なセシウムによる指標としています。
青汁放射能1
(出典:農林水産省)

これを基準として、各メーカーで社内基準を設定していると言われています。
ちなみに、1ベクレル/kgは、1秒間に1回放射線を発するという意味であり、14才未満の子供は、成人30才と比較すると放射能による発がんリスクが3~4倍という研究結果も報告されています。目に見えない極小な物質だからこそ、検査をする必要性が出てくるのです。

放射能検査の測定タイミングとは?

放射能検査の有無もそうですが、どのタイミングで検査するべきというタイミングに関しても規定はありません。そのため、各製造メーカーによって測定しているタイミングもバラバラになります。

測定を行っているメーカーにおいては、原材料の栽培中・原材料の入荷時・加工工程時・出荷前の最終段階といづれかにおいては行っているので、安全は確認できていると考えて良いと言われています。

放射能検査をしていない青汁メーカーもある?

放射能検査が行われていないメーカーがあるのもまた事実!

ただし、放射能に汚染されている可能性が少ないと言われている地域(西日本・外国)で栽培された原材料を使用している場合がほとんどであるので、安全性に関しては安心して大丈夫と言われています。

外国産の原材料に関しても日本のメーカーにより放射能検査が行われているものであれば心配は必要ないです。

信頼できる青汁メーカーはどのように選べばいい?

青汁放射能6
有名な青汁メーカーに関しては特に厳しい安全管理の下製造されているので基本的には安心してとっていただいて問題ないです!しかし、その中でも特に、産地や放射能検査・残留農薬検査の結果を消費者に開示してくれているメーカーに関しては信頼して良いでしょう。

そこで、実際国内の人気青汁メーカーに放射能検査について電話をかけて ヒアリングしてみました。

サントリー 極みの青汁 0120-333-310

サントリー極みの青汁
・残留農薬や放射能チェックに関しては定期的(具体的な間隔については回答得られず)に実施されている。
・セシウム134、セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウム、ブテニウム106を考慮して検査を実施し、検出されていないとのこと。
・検査は原材料と完成製品での2回で実施されているとのこと。

以上の結果から極の青汁は安全だと考えられます。

サンスター 健康道場  0120-543210

サンスター健康道場粉末青汁
・外部機関に依頼して、製品が製造されている場合は毎月実施とのこと。
・放射性セシウムに関してのみ測定しており、不検出とのこと。
・検査は原材料と完成製品での2回で実施されているとのこと。

以上の結果からサンスター健康道場粉末青汁は安全だと考えられます。
検査項目が1つなのでどうしても気になる方は他の商品をおすすめします。


 

マイケア ふるさと青汁 0120-188-188

ふるさと青汁

・外部機関に依頼して、実施されているとのこと。(頻度については確認できず)
・ヨウ素50ベクレル/キログラム以下、セシウム25ベクレル/キログラム以下を基準として不検出という結果とのこと
・検査は原材料での1回で実施されているとのこと。

以上の結果からふるさと青汁は安全だと考えられます。


 

ファンケル 本搾り青汁ベーシック 0120-34-2222

ファンケル本絞り青汁ベーシック
・放射能検査は実施されているが頻度についてはお伝えできないとのこと。(問い合わせ際に教えていただいた情報は2016/11/9に実施した検査結果とのこと)
・セシウム134とセシウム137に関して測定されており、検出限界値以下との回答。
・検査は原材料と完成製品での2回で実施されているとのこと。

以上の結果からファンケル本搾り青汁ベーシックに関しては安全だと考えられます。ただヨウ素に関しては測定されていないのでそこがどうしても気になる方は他の商品をおすすめします。

ステラ漢方  ステラの贅沢青汁 0120-1229-14

ステラの贅沢青汁
・こちらの商品自体に関しての放射能検査は実施されていないとのこと。
・この商品に使用されているクロレラとケールに関しては実施されており、未検出とのこと。
・この商品に使用されている長命草は沖縄の与那国島で収穫しているもので、産地の面で安心していただけるということで検査に関しては実施していないとのこと。

以上の結果からステラの贅沢青汁は安全だと考えられます。


安心・安全を求めるなら国産無添加の青汁が間違いなし!

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青汁に関する放射能問題の不安は解消したでしょうか?

基本的には厳しい安全管理の下で製造しているメーカーがほとんどであるので、その中でも1番ご自身が信頼できるメーカーを見つけてぜひ、試してみてください。

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管理人プロフィール

こんにちは!青汁美人の管理人のアオノワカハです。 私も昔、不摂生な食生活をしていて栄養不足の悩みを抱えていました。 でも、「青汁」を生活に取り入れたことをきっかけに徐々に栄養不足に悩むことも減っていき、今ではヘルシーなライフスタイルを送っています。 このサイトでは私が数々の青汁を試した経験を元に、「賢い青汁の選び方」を伝えていくと同時に青汁を使ったライフスタイルのご提案もしていきたいと思います♪

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