テレビを見ていると健康番組などでよく耳にする「ポリフェノール」。
抗酸化作用など聞いたことがあっても、具体的な効果を知らない人が多いのでは?
また青汁にポリフェノールがたくさん含まれていることを知っている人も少ないでしょう。
ここではそんな青汁に含まれるポリフェノールの効果などについて詳しくみていきましょう。
そもそもポリフェノールって何?
ポリフェノールは、植物が光合成を行う時に作られる天然成分で、お茶などに含まれる苦味や渋味、ブドウが持つ紫色など皮や種などに含まれる色素の成分を総称して「ポリフェノール」と呼ばれます。
ポリフェノールは約5000種類あり、青汁の原材料に含まれているポリフェノールは次のような働きを持つ物があります。
原材料名 | ポリフェノールの種類と作用 |
---|---|
ケール | ケルセチン・イソチオシアネート(抗ガン作用) フラボノール配糖体(アレルギー予防) |
大麦若葉 | フェルラ酸(認知症予防) イソビテキシン(安眠効果) |
桑の葉 | ケルセチン(抗ガン作用) アントシアニン(眼精疲労予防) |
長寿草 | クロロゲン酸・ルチン(血管の強化) |
このように青汁の原材料にはたくさんの種類のポリフェノールが含まれています。
ではそんなポリフェノールが不足すると私たちの体はどうなるのでしょうか?
ポリフェノールが不足するとどうなるの?
①病気にかかりやすくなる
ポリフェノールが不足すると体内で発生する活性酸素が除去できなくなってしまうため、様々な病気にかかりやすくなります。
活性酸素とは簡単に言うと「体のサビ」です。体が活性酸素によってサビついてしまうということは、体内の細胞や臓器の老化につながります。
ポリフェノールにはこの活性酸素による酸化を防ぐ働きがあるので、不足すると各器官の老化が進み、結果病気になりやすくなってしまうのです。
②アレルギー症状が出やすくなる
ポリフェノールには抗アレルギー作用もあるため、不足するとアレルギーの原因となるヒスタミンを抑えることができなくなってしまい、結果アレルギー症状が出やすくなってしまいます。
このような状態に陥らないためにもポリフェノールを毎日摂取することが大切です。
そんな不足すると困るポリフェノールですが、具体的にどのような効果やメリットをもたらしてくれているのでしょうか?
青汁に含まれるポリフェノールの効果・効能
ポリフェノールの効果・効能で代表的な物をご紹介します。
①抗酸化作用で活性酸素を除去してアンチエイジング!
ポリフェノールの代表的な効果はこの「抗酸化作用」。抗酸化作用とは、活性酸素による私たちの体の老化を防いでくれる働きのことです。
体の内側・外側両方の老化を防いでくれるので、見た目も若々しく、病気になりにくい体にしてくれるアンチエイジング効果が期待できます。
②眼精疲労の予防など「視覚」をサポート!
ポリフェノールの一種であるアントシアニンは、光の情報を信号化するたんぱく質をサポートする働きがあり、目を酷使することによって起きるぼやけ、疲れ目、ショボつきなどの症状を予防・改善する効果があります。
③女性ホルモンと似た働きをして更年期障害を改善!
ポリフェノールの一種である大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをします。このエストロゲンが不足すると更年期障害を起こしてしまいます。
しかし、大豆イソフラボンを摂ることによってエストロゲンと同じ働きをしてくれるので、更年期障害を改善してくれます。
④血流を良くして冷え性解消!!
ポリフェノールの一種であるヘスペリジンは末梢血管を強化させる作用を持ち、血流を改善する効果があります。そのため、冷え症などの改善とともに血中コレステロールを低下させる効果もあります。
⑤血中のコレステロールを下げて生活習慣病予防!
お茶に含まれるポリフェノール「カテキン」には血中コレステロールの増加を抑制する働きがあります。
生活習慣病を発症する原因として、血中コレステロールや中性脂肪の増加があげられます。
カテキンはこの血中コレステロールの増加を抑制してくれるので、生活習慣病の予防や改善に効果があるといえます。
このように私たちの体にたくさんのメリットをもたらしてくれるポリフェノールですが、摂取する際に注意しないといけないことがあります。
過剰摂取に注意!ポリフェノールの過剰摂取による悪影響
①大豆イソフラボン
大豆イソフラボンを過剰摂取すると、体が「女性ホルモンのエストロゲンがたくさん出ている!」と勘違いしてしまいます。それにより体が、体の中のエストロゲンの分泌量を減らしてしまいます。
エストロゲンの分泌量が減ると、月経不順などを引き起こしてしまいます。
②カテキン
カテキンは、鉄分と結合しやすい性質を持っています。カテキンと鉄分が結合すると、鉄分が体の中に吸収しづらくなります。そのため、貧血の原因になることがあります。
ポリフェノールも健康のためといって過剰摂取せず、適量を守らなければいけませんね。
次に、そのポリフェノールの適量がどれくらいなのか、1日の摂取量をみてみましょう。
ポリフェノールの摂取量
残念ながら栄養成分表にはポリフェノールの推奨量や耐容上限量などは設定されていませんが、1日に1500mg摂取するのが理想とされています。
代表的な食品のポリフェノール量は次のようになります。
食品名(100ml) | ポリフェノール量 |
---|---|
緑茶 | 115mg |
ココア | 62mg |
コーヒー | 200mg |
赤ワイン | 230mg |
ポリフェノールといえば赤ワインというイメージをもっている方もいると思いますが、赤ワインは他の食品に比べると頭一つ抜けて含有量が多いですね。
また青汁の中ではどの原材料がポリフェノールが豊富に含まれているのでしょうか?
圧倒的ポリフェノール量!ポリフェノールとるなら大麦若葉青汁がおすすめ!
青汁の原材料、「ケール」「大麦若葉」「桑の葉」「長命草」のポリフェノール量を比較しました。
ケール | 大麦若葉 | 桑の葉 | 長命草 | |
---|---|---|---|---|
総ポリフェノール量(mg) | 0.81 | 42.6 | 0.0024 | 41.4 |
参考=乳酸菌青汁研究所
※全て粉末3g当たりのポリフェノール量
それぞれの数値をみると、ケール0.81、大麦若葉42.6、桑の葉0.0024、長寿草41.4となっており、大麦若葉が圧倒的にポリフェノールの含有量が多いです。
また大麦若葉はポリフェノールの抗酸化効果をはじめ、食物繊維も豊富で便秘や腸内環境の改善に効果的です。
さらに味は、癖のあるケールに比べても飲みやすい味のため、毎日飲むには嬉しい味です!
大麦若葉の青汁でおすすめはリッチグリーン
①国産大麦若葉「赤神力」を使用
このリッチグリーンは幻の大麦若葉だと言われる「赤神力(あかしんりき)」を原料に使っています。この赤神力は農薬を使わずに、丹念に育てられています。
②生きた酵素がとれる!生搾り青汁
このリッチグリーンは、ビタミン・ミネラル・ポリフェノール・酵素などの有用成分たっぷりの「赤神力」の若葉を新鮮な状態で生搾りし、酵素が生きたまま独自の活性保存製法で粉末化しているので、大麦若葉の酵素をそのまま摂ることができます。
③口当たりが優しい!保存料・着色料未使用のこだわり
この青汁は保存料・着色料を使わずに作られているので、素材本来のナチュラルな味に仕上がっています。口当たりも優しく、とても飲みやすい青汁となっています。
青汁を飲んでポリフェノールを補おう!
ポリフェノールは、生活習慣病を予防してくれたり、老化を防いでくれたりと私たちの体の内側・外側両方にいい効果をもたらしてくれる栄養素だと言えます。
ポリフェノールは緑茶やコーヒーなどから簡単に摂取することもできますが、青汁から摂取することで他の栄養素もとれるので、ポリフェノールがとれることはもちろん他の必要な栄養素も同時に補えます。
青汁を飲んで、体の内側も外側も綺麗になって、元気に過ごせる体を作りましょう♪
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