モロヘイヤってどんな野菜か知っていますか?
モロヘイヤは食卓の定番の野菜ではないので注目する人も少ないかもしれませんが、栄養価が高い野菜のため、青汁にもよく使われている食材の1つなんです。
今回はそのモロヘイヤについて見ていきましょう。
野菜の王様!?青汁にも含まれるモロヘイヤの栄養価がすごい!
モロヘイヤって?
モロヘイヤは王様の難病を治したという古代エジプトの伝説話から、アラビア語で“王様の野菜”と呼ばれるほど、栄養価の高い食材として現在も存在しています。
このモロヘイヤは生でも食べることができますがえぐみがあるため、さっと茹でて作ることができるお浸しや、お味噌汁の具として使われることが定番となっています。
モロヘイヤの一番の特徴は葉を刻むとネバネバと粘り気が出ることです。
このネバネバが苦手な人もいるかもしれませんがこれがモロヘイヤの特徴的な栄養成分の1つのなんです。
モロヘイヤに含まれる豊富なミネラル
①免疫システムをサポートする“β—カロテン”
β—カロテンは体内に侵入して来たウィルスと戦う働きがある強力な抗酸化作用を持っています。
β—カロテンは緑黄色野菜を中心に含まれていますが、モロヘイヤはβ—カロテンで有名な人参よりも多い量を含んでいます。
このβ—カロテンは体内で必要量に応じてビタミンAにも変換され、目の健康維持や風邪予防のための免疫システムをサポートするビタミンとしても働いているのです。
②骨の栄養成分“カルシウム”
骨や歯の材料として欠かすことができないカルシウムですが、実はモロヘイヤには牛乳の2倍量が含まれているのです。
また、このカルシウムは筋肉が収縮する時に必要なミネラルでもあり、イライラを静めてくれる作用などヒトにとって重要なミネラルなんです!
③体内の塩分量を減らす“カリウム”
モロヘイヤにはカリウムが豊富に含まれており、このカリウムを食事から体内に取り入れることによって高血圧の原因の1つとされる体内の塩分の素であるナトリウムを体外に出すことができるんです。
また、ナトリウムは水分を引きよせる力も持っているため、ナトリウムが体外に出ると同時に体内の余分な水分も体外に出してくれます。そのため、カリウムはむくみにも効果があると言われています。
(出典:オンラインクリニック高血圧)
④貧血予防に欠かせない“鉄分”
貧血の原因の7割は鉄分不足と言われていますが、モロヘイヤにはこの鉄分も豊富に含まれています。
軽度の貧血の症状は気づきにくく、めまい、動悸といった症状は重度の症状として現れるため日頃からの定期的な鉄分の摂取は重要なんです!
青汁にも含まれるモロヘイヤの効果・効能が素晴らしい
①風邪にも負けない強い身体を作ることができる!
青汁にも含まれるモロヘイヤには、β—カロテンなどといった風邪に負けない身体を作るために免疫力を高める成分が豊富に含まれています。
日頃の疲れを回復させるためにもビタミン群は効果を発揮してくれるのです。
②生活習慣病予防にも効果的!
青汁はたくさんの野菜が混ざっていることが多く、そのほとんど野菜にもカリウムや抗酸化作用などの成分を含んでいるため、生活習慣病を予防したい人にはオススメの飲み物と言えるのです。
③体の内側からキレイになれる!
モロヘイヤのβ—カロテン、ビタミンC、Eに含まれている抗酸化作用は肌にも効果的なんです。
紫外線などの刺激によって、シミやシワを生み出し、潤いを奪う活性酸素という物質が発生します。モロヘイヤに含まれる抗酸化作用は、この活性酸素と戦ってくれるためお肌を美しく保つサポートもしてくれるんです。
また、ビタミンCやβ—カロテンから変換されたビタミンAは肌を丈夫に保つビタミンとしても有名です。
(出典:@高濃度水素水.com)
自宅でも作れる?モロヘイヤ青汁の作り方
もちろん、自分でモロヘイヤ入りの青汁を作ることは可能です!しかし、ご自身で青汁を作る際には以下のことに注意しなければなりません。
モロヘイヤの旬は夏!
モロヘイヤは夏野菜のため市場に多く出回る時期は6月〜9月頃とされています。そのため、その他の時期にモロヘイヤを手に入れるのは難しいと言えます。
また、食材の栄養価は旬の時期のものが一番高いと言われています。そのため、もし冬にモロヘイヤを手に入れることができたとしても夏のモロヘイヤに比べると栄養価は劣っている可能性が高いのです。
青汁を作る前にはモロヘイヤのアク抜きを!
生のモロヘイヤは栄養価が高いですが、アクも多く含まれているのが特徴です。そのため、青汁を自身で作る際にはお湯でアク抜きを行うことをおすすめします。
しかし、上記でも述べたようにモロヘイヤを茹でると同時にモロヘイヤに含まれている豊富な栄養成分も一緒にお湯の中に流れてしまいます。そのため、アク抜きを行う際には短時間でサッと行うようにしましょう。
モロヘイヤを探したり、アク抜きを行ったりと自分でモロヘイヤ入り青汁を作るのは何かと大変ですよね?
そこで、モロヘイヤ入りの青汁でモロヘイヤの豊富な栄養成分を生活に取り入れてみませんか!
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野菜の王様を体の中に!青汁でモロヘイヤをとろう!
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