「安い時にまとめて購入したものが余っている」
「だいぶ前に買った青汁がでてきたけど、飲んでも大丈夫?」
なんていう悩みを青汁に関わらず食品において思ったことがある方は多いのではないでしょうか。
そんな時に気になるのが次のようなこと!
①賞味期限は切れているけど飲んでも大丈夫なのか
②味や栄養価には問題はないのか
特に賞味期限が切れてしまった商品については、そのまま捨ててしまった方が良いのか、飲んでも大丈夫なのか気になるところでしょう。
今回はそんな青汁の賞味期限について解説していきます。
青汁の前に…まずはおさらい!賞味期限と消費期限の違いって?
誰しも食品を手にした時に目にしたことがあると思いますが、通常食品には消費期限もしくは賞味期限のどちらかが記載されています。
まずはこの2つの違いについて説明していきます。
賞味期限とは?
一言で簡単に言うと、「おいしく食べることができる期限」のことになります。
未開封の状態で記載されている保存方法で保存した場合に、記載されている年月日までは品質が変わることなく美味しく食べることができると定められた期限になります。
基本的に、賞味期限は傷みにくい食品に記載されているので、製造されてから3ヶ月以上保存がきくものに関しては年月だけの表示がされていることも多いです。
そのため、基本的には賞味期限が切れていてもすぐに食べられなくなるというわけではありません。
消費期限とは?
一言で簡単に言うと、「安全に食べることができる期限」のことになります。
未開封の状態で記載されている保存方法で保存した場合に、記載されている年月日までは安全に食べることができる期限になります。
基本的には、5日以内には食べてしまった方がよく傷みやすく、品質が落ちやすい商品に記載されています。
腐敗しやすいものに関しては時間設定まで記載されていることがあるので、しっかりと確認して食べることをおすすめします。
青汁の商品に記載されているのは賞味期限?それとも消費期限?
基本的に青汁は未開封の状態であれば、5日以内に飲み切らなくても大丈夫な傷みにくい食品であるので、賞味期限が設定されています。
賞味期限すぎた青汁の栄養価や味はどうなるの?
青汁に記載されているのは賞味期限であるので、多少賞味期限が切れた青汁を飲んでも基本的には問題はありません。しかし、青汁の栄養価や味については品質が落ちてしまっている危険性があります。
一般的な食品において、メーカーは基本的に1.25~1.5倍くらいは余裕を持たせて賞味期限を設定していると言われています。そのため、多少過ぎても飲むことはできますが、苦みや渋みが増えて飲みにくくなるということが起こりうることには注意しておきましょう。
そして、味以外にも気になるのが栄養価についてではないでしょうか。
たとえ未開封の状態であっても品質は落ちていきます。
製造段階で空気に触れているので酸化は少しずつし続けているのはもちろん、保存状態によっても品質劣化の速度は変わるということは知っておきたいところです。
そのため、フレッシュな状態で美味しくしっかりと栄養素を摂りたいのであれば、賞味期限内に飲むことが理想です。
青汁の賞味期限についてタイプ別に徹底解説!
青汁には様々なタイプのものがあります。そして、どのタイプかによって賞味期限の設定もバラバラです。
ここからはタイプ別の賞味期限の長さや、開封したらどうなるのかなどについて説明していきます。
粉末タイプ
水や牛乳などの飲み物に溶かして飲むタイプの青汁で、今1番流通しているタイプの青汁になります。
粉末タイプの青汁は保存性が高くて、約1~2年もつものが多いです。
基本的には包装する際に加熱処理されているため、菌の繁殖が抑えられるので保存性が高いものが多いです。
このタイプには個包装のものと大袋のタイプの2種類があります。
個包装のものは保存性もしっかりとあるので品質の劣化が比較的しにくいです。
一方で、大袋のものは一度開封してしまうと保存状態によっては賞味期限前に傷んでしまう場合もあります。
そして、湿気たりゴミが混入したりという危険性があるということは注意してください。
どちらのタイプにも当てはまりますが、開封後は品質の劣化が進みやすいので賞味期限に関わらずできるだけ早く飲むことをおすすめします。
錠剤タイプ
このタイプは青汁というよりはサプリメント感覚で摂取している人が多いでしょう。
粉末同様、保存性は高いタイプになるので、賞味期限は1~2年と設定されているものが多いです。
この錠剤タイプですが、個包装のものもありますが、基本的には大袋のものが多いです。
一度開封をすると、空気に触れて酸化することで品質の劣化は進むので、賞味期限に関わらず早めに飲み切ることをおすすめします。
また、湿気てしまうとさらに品質劣化が進んでしまうので、中に乾燥剤が入っているものは飲み終わるまで捨てないようにしましょう。
冷凍タイプ
冷凍タイプの青汁は野菜を絞って抽出したエキスを瞬間冷凍させたものになります。
冷凍されたものと聞くと長期保管できそうと想像する方が多いと思いますが、賞味期限は粉末や錠剤よりも短く約3~6ヶ月と設定されているものが多いです。
分かりやすく言うと、生野菜をそのまま冷凍していることと同じであるので、冷凍させているとは言っても冷凍期間が長くなれば鮮度は落ち、冷凍焼けを引き起こしたりする可能性もあります。
後は各家庭の冷蔵庫内の環境によっても劣化のスピードは変わってきます。そのため、こちらのタイプも同様できるだけ早く飲み切ることがおすすめです。
また、このタイプは一度解凍してしまったら保存性が効きません。
解凍したらその日遅くては翌日までには飲み切るようにしましょう。
解凍してからの再冷凍は品質が著しく悪くなるので避けましょう。
ジュース(液状)タイプ
青汁にはコンビニやスーパーなどでも手軽に購入出来て飲める缶や紙パック、ペットボトルなどに入ったジュースタイプのものもあります。
このタイプの青汁の賞味期限は基本的に半年~1年で設定されているものが多いようです。
ジュースタイプも一度開封してしまうと品質劣化が急激に進むので、なるべく早く飲み切りましょう。
特に、1ℓのペットボトル入りだと1回で飲み切る量ではないので数回に分けて飲むことになりますが、開封後は冷蔵保存をして目安としては3日で飲み切るように心がけましょう。
ゼリータイプ
持ち運びやすくていつでも手軽に食べることができるので人気なゼリータイプですが1番賞味期限は短く設定されています。
ゼリータイプの賞味期限は基本的に約2ヶ月~6ヶ月で設定されているものが多いです。
基本的には、個包装で密閉されているので保存性は高いのですが、ゼリー状にするために使用される寒天やゼラチンは菌が繁殖しやすい環境になってしまうので賞味期限内に食べきることをおすすめします。
粉末タイプと錠剤タイプの青汁は長期保存が可能で賞味期限が長い!
青汁は賞味期限が切れたからといってすぐに飲めなくなるというわけではありません。
そのため、特に毎日継続して飲むことができるか分からないという方には、長期保存が可能で賞味期限が長い粉末タイプと錠剤タイプの青汁をおすすめします。
その中でも特におすすめの青汁の詳しい賞味期限は下記になります。
粉末タイプ
商品名 | 賞味期限 | 公式HP |
---|---|---|
サントリー極の青汁 | 約2年 | |
マイケアふるさと青汁 | 約1年 9ヶ月 |
|
ケンブリアリッチグリーン | 約1年半 | |
大正製薬ヘルスマネージ大麦若葉青汁<キトサン> | 約1年 10ヶ月 |
|
えがおの青汁満載 | 約1年 10ヶ月 |
錠剤タイプ
商品名 | 賞味期限 | 公式HP |
---|---|---|
ステラの贅沢青汁 | 約1年半 | |
ユーグレナの緑汁<粒タイプ> | 約1年半 | |
青汁ゴーヤ | 約1年7ヶ月 |
同じ粉末タイプ、錠剤タイプでも商品よって記載されている賞味期限にはバラツキがあるので購入する際には賞味期限の確認もしっかりするようにしましょう。
また、逆に、ゼリータイプと冷凍タイプの青汁は長期保存には向いていません。
ゼリータイプ
商品名 | 賞味期限 | 公式HP |
---|---|---|
黒糖抹茶青汁寒天ジュレ | 約6ヶ月 | |
美感青汁 | 約8ヶ月 | |
UMI 青汁ゼリー | 約1年 |
賞味期限に限らず、青汁は開封後すぐ飲もう!
青汁の賞味期限ですが、あくまでもその期限までは美味しく召し上がることができますよという1つの目安になります。
そのため、賞味期限が少し切れたからといってすぐに品質が劣化してしまうというわけではありません。しかし、美味しくそして鮮度のよい栄養を摂取することを望むのならば、できるだけ期限内に飲むことをおすすめします。
開封後には特にすぐに飲んだ方が新鮮で美味しいですよ。そして、賞味期限のものを飲む時には自己責任でお願いします。
賞味期限に関わらず開封後はすぐに飲んで楽しい青汁ライフを送りましょう。