「ここ何日か便が出ていない」
「トイレに行くも便が硬くてなかなか出てくれない」
「便が出なくてお腹がはっている感じがする」
というような悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
便秘は大腸がんの原因にもなるとも言われているのでぜひ解消したいトラブルの1つです。
妊娠してからずっと便秘気味…
妊娠前には便秘しらずだったにも関わらず
「妊娠してから1週間便が出ないなんてことがよくある」
「しつこい便秘のせいでお腹が張っている気がする」
というような悩みを抱えている妊婦さんも多いのではないでしょうか?
妊娠中はホルモンの変化もあり便秘しやすくなるとも言われています。ではどうして便秘になりやすくなるのか、そして、どのように解決したらよいのか説明していきましょう。
妊娠中はどうして便秘気味になるの?
妊娠中の便秘と言ってもその原因は1つではありません。妊娠中の便秘の原因として考えられる代表的な原因を4つ説明します。
①黄体ホルモンによる影響
女性の体では妊娠すると女性ホルモンの一種であるプロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンの働きが活発になります。
このホルモンは腸の動きを抑制したり体内に水分を貯めこもうとしたりする特徴があります。通常は排卵後に分泌量が増加し、しばらくすると減少するのですが、妊娠した場合にはこの分泌が継続します。そして、妊娠中期には胎盤からも分泌されると言われています。
そのため、妊娠中は腸の動きが継続して抑制されてしまうとともに、大腸から体内への水分の吸収量も増加してしまうので、水分量の少ない硬い便になりやすく、通常よりも便秘になりやすいと言われています。
②子宮による腸の圧迫
妊娠後期になると胎児の成長に伴いお腹が大きくなることで子宮により腸が圧迫されてしまいます。そのため、圧迫されてしまう部分の腸管が狭くなってしまうことで便が詰まりやすくなってしまい、便秘になりやすいと言われています。
③つわりに伴う水分と食物繊維不足
妊娠初期に生じることの多いつわりによって、食べることや飲むことがつらい・できないという人が現れます。
私たちは通常、食事からも水分を摂取しているので、つわりにより食事量も水分量も減ってしまうと水分と食物繊維の摂取量が極端に不足してしまい便が硬くなり出にくくなってしまうので便秘に陥りやすくなってしまいます。
④ストレス
妊娠中はそれまでとは生活が一変して体も変化してしまい、精神的にも肉体的にもストレスがたまりやすくなる傾向があります。そしてストレスがかかると、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすくなってしまいます。
ストレスにより交感神経の働きが強くなると、血流の流れが悪くなってしまい、腸の動きも抑制されてしまうので便秘を引き起こしやすくなります。
妊娠中の便秘を改善するにはどうすればいい?
便秘が続くとお腹も張ってくるし、体もきつくなり早く改善したくなりますよね。基本的に便秘の改善には、食生活を見直し(食物繊維が豊富な食べ物を積極的に摂る)、水分をしっかりとり、適度な運動をすることが理想です。
しかし、妊娠中の場合には、体調により食事や水分があまり摂れないということも通常より多くあります。そして、現代においては妊娠の経過次第では運動もなかなかできないという方が意外と多いです。
あまりにひどい便秘になると薬に頼りたくなることがあるかもしれません。しかし、妊娠中はお腹の赤ちゃんへの影響を考えてもできるだけ薬には頼らずに解消したいものです。
食事・運動で便秘を改善できる妊婦さんはそれで問題ないのですが、それでは解決できないという妊婦さんの便秘解消におすすめしたいのが青汁になります。
青汁は妊娠中の便秘に効果的!その理由は?
なかなか食欲がでない妊婦さんでも手軽に摂れる妊娠中の便秘の救世主ともいえる青汁。青汁が妊娠中の便秘に効果的な3つの理由をご紹介します。
①手軽に水分補給!朝の1杯青汁を!
便秘の改善方法の代表的なものの1つが水分補給になります。
妊娠中はつわりなどの影響もあり水分をとることが辛かったり、水分の排出機能が低下したりすることで慢性的な水分不足に陥りやすいのです。体内の水分量が不足すると便も硬くなってしまい、排出するのが大変になってしまいます。
そんな時に、コップ1杯の水を飲むと便が水分を含み柔らかくなることで排出されやすくなります。そして、便の体積が増えることで腸が刺激され便意が起きやすくなるとも言われています。
特に朝の寝起きに1杯飲むことは睡眠中に排出された水分を補うだけでなく、胃腸を刺激することで便意をより刺激してくれるのでおすすめです。
飲み始めても最初はなかなか効果を感じることができないかもしれませんが、継続することで徐々に便通は改善されていくはずです。そのため、適度な水分をとることができる青汁をぜひ寝起きの1杯として習慣づけていきましょう。
②食物繊維の補給で腸の動きを活性化!
水分補給以外に代表的な便秘の改善方法には食物繊維が豊富に含まれている食品をたくさん摂ることが挙げられます。
通常だと、朝の1杯水分補給だけでも便秘改善には大きな効果があります。しかし、妊娠中の便秘は女性ホルモンのバランスの変化により腸の動きが抑制されてしまっているのでなかなか水分補給だけでは改善できないことが多いです。
そのため、水分補給に加えて食物繊維をたくさん摂り入れてあげることで腸の動きを活発にして代謝機能をあげて便意を促してあげることが重要です。
食物繊維は野菜から補給することは可能です。しかし、妊娠中はその日の体調によって食欲も変化するため継続して毎日一定量の野菜を食べるのが難しいことも。
そんな時にぜひ、食物繊維を豊富に含む青汁を1日1杯飲むことで足りない分を補ってあげてください。
③お手軽栄養補給のおともに青汁を!
妊娠中、前期はつわりにより後期になるとお腹が大きくなり胃が圧迫されて食欲がわかないという人も多いと思います。青汁はそんな妊娠中に全く食欲がわかないという時にもおすすめです。
大人の1日に必要な野菜の摂取量は350gと言われています。そして、その中でも妊婦さんに積極的に摂ってもらいたい栄養素は鉄分・カルシウム・葉酸・ビタミンCになります。
このような栄養素は食事から摂ることがもちろん理想ですが、なかなか摂りきれない時もあります。そんな時に青汁を毎日1杯飲んでおくことで、食事では補うことのできない栄養素を補ってあげることができるのです。
妊娠中の便秘に特にオススメは食物繊維豊富な青汁!
妊娠中におすすめな青汁ですが、その中でも便秘でお悩みの方に特におすすめしたいのが食物繊維を豊富に含んだ青汁になります。
特に主成分が大麦やケールで作られている青汁は食物繊維が豊富に含まれているのでぜひ選んでみてください。
青汁でお腹!ストレスフリーな妊娠生活を実現♪
食物繊維が豊富な青汁を飲んで、頑固な便秘とはさよならすることでお腹の赤ちゃんにとってもママにとってもストレスフリーな妊娠生活を過ごしましょう。
ただし、青汁に限ったことではありませんが、どんな食べ物においても体に良いと言われているからと言ってそればかりを過剰に摂りすぎることはかえって体に良くないことがあります。
青汁を飲みすぎると逆に食物繊維の摂りすぎでお腹がゆるくなりすぎてしまうこともあります。それぞれの商品で指示されている適量を飲むことで便秘しらずの快適な妊娠生活を満喫しましょう。
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