「青汁を買おうと思っていても種類が多すぎでわからない…」
「青汁を買う時に知っておきたい最低限選ぶポイントって何?」
「野菜の種類によってどんな効能が違うのか知りたい」
というような悩みや思いをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
いざ青汁を買おうと思っても、世の中には300種類以上のものがあり選ぶのも一苦労。
そんな人に向けて、青汁の野菜の種類による効果・効能の違いをはじめ青汁の選び方、おすすめ青汁を紹介します!
青汁を選ぶ上で最低限抑えておく5つのポイント
実際、青汁を選ぶ時に注目してもらいたいポイントは5つあります。番号が小さいほど、選ぶ上で優先順位の高いものになるので、自身が青汁を選ぶ時にぜひ、抑えていただきたいです。
1. 原材料
青汁選びで1番の軸になるほど大切なポイントです。
どの原材料がメインで入っているのか、原材料が1種類であるのか複数であるのかによっても期待できる働きや味が変わってきます。
ひとえに青汁と言っても、この原材料の以外で全く違うものになるので1番抑えておきたいポイントになります。
そして、残念ながら全ての青汁の質が高いとは言えないのも現実です。
原材料表示を確認すると、1番多く含まれているものが砂糖や水飴などの飲みやすくするために甘味をつけるための糖質というような青汁も存在しているので、原材料である野菜が多く使用されているものを選ぶようにしましょう。
また、糖質以外にも甘味料や保存料、酸化防止剤などの添加物が添加されているものもあるので、そのようなものをできるだけ避けることを心がけた方が良いでしょう。
2. 味・飲みやすさ
次に重要なのが味・飲みやすさです。いくら体に良いもの・健康なものと言われても、継続して飲むことができなければその効果を実感することができません。効果を実感することができるためにはまず、最低1ヶ月は毎日飲み続けることが大切です。
そのためにも、自分にとっても毎日ストレスなく飲み続けることができる美味しい青汁を選ぶ必要があります。
従来の青汁のイメージでいくと苦い青汁をイメージする人が多いかもしれませんが、現在はフルーツ味の青汁や抹茶味の青汁などさまざまな味の青汁を購入することが可能であるので、自分にとって飲みやすい味の青汁をぜひ探してみましょう。
各商品の具体的な味や飲みやすさについては、実際に飲んでみないとわからないのですが、青汁美人では100種類以上の青汁をレビューしておりますので、気になった青汁があれば参考にしてください。
3. コスパ
青汁は1回飲めば効果が得られるというような飲み物では決してありません。何か効果を得たいのであれば、まずは1ヶ月継続して飲むことをおすすめします。
そこで、気になるは1杯の価格ではないでしょうか?高すぎては継続して飲むのは困難な場合も。安ければ安いほど嬉しいですよね。そのため、選ぶ際には、毎日飲んでも負担にならない程度のコスパの青汁を選ぶということも大切になります。
4. 安全性
青汁を飲む人のほとんどはダイエットもしくは健康のためという方も多いでしょう。そのため、野菜そのものを丸ごと食べることになる青汁は原材料がどんなものであるのかはっきりしているものが安心して飲むことができるのではないでしょうか?
原材料で使用されている野菜が国産であるのか?外国産であるのか?どのような栽培方法で育てられたものであるのか?(無農薬なのかそうでないのか)添加物が使用されているのかどうか?などいろいろなものがあるので、自分が安心して飲むことができるように、自分にとっての選択基準を決めて選んでみてはいかがでしょうか?
(必ずしも国産でないから安全性が低いというわけではありませんので注意を)
5. 形状
青汁と言ってもその形状も現在はさまざまなものを購入することができます。1番多いのは粉末タイプですが、それ以外にも錠剤タイプ(サプリメントタイプ)や液体(ジュース)タイプ、ジュレタイプ、冷凍タイプなどあります。
それぞれのライフスタイルに合わせて、使いやすいものを選ぶのが毎日続けられる秘訣になるでしょう。
青汁のメインの原材料の野菜の種類の違いによる効果・効能
ここからは青汁の原材料別の効果や効能について詳しく説明していきます。あなたがどの原材料を使用した青汁を今必要としているのかの参考にしてみてください。まずは青汁に良く使用される4大原材料について紹介します。
1. 便秘解消と鉄分補給におすすめの大麦若葉
大麦若葉には100g中に約42mgの食物繊維が豊富に含まれているので、老廃物が体の外に排出されて、腸内環境が整えられて、腸内がしっかりとお掃除されるので、便秘解消を期待できます。
また青汁自体、鉄分が豊富であると言われていますが、その中でも特に大麦若葉は他の青汁と比較して、豊富であります。そのため、女性の体は鉄分不足に陥りやすく、妊娠・授乳中の女性や成長中の子どもには特に積極的に摂取してもらいたい栄養素になります。しっかり摂取することで貧血予防にも繋がります。
2. むくみと便秘解消でダイエットにおすすめの明日葉
明日葉にはむくみ解消が期待できるカリウムという栄養素が豊富に含まれています。カリウムは体の中の余分な水分を体の外に出してくれる働きがあるのです。
また、明日葉に含まれるカリウムやカルコン、クマリン、ルテオリンには利尿作用もあるのでむくみ解消におすすめなのです。明日葉は便秘解消に有効な食物繊維が100g中に5.6gと大麦若葉やケールよりも豊富に含まれています。
また、カルコンには内臓脂肪を減少させてくれる働きがあります。そして、クマリンにはセルライトやむくみの解消に効果を発揮してくれるのでダイエット効果に期待できるのです。
3. カルシウム不足や美肌効果におすすめなのはケール
ケールに含まれるカルシウムは他の青汁と比較して、100gあたりに含まれる量が220㎎と豊富になるので、特に不足しがちになりやすい子どもの成長期や妊娠中・授乳期には積極的に摂ることをおすすめします。
また、ケールにはカルシウムと骨と歯を結びつけるビタミンKも豊富に含まれているので、歯と骨の健康にはより効果的であると言えます。
そして、美肌栄養素とも呼ばれてコラーゲン生成により傷の治りをよくしたりしわをできにくくしたり、シミやそばかすの原因になるメラニン色素の生成を抑制することでシミやそばかすを抑えたりすることで美白効果が期待できるビタミンCが豊富に含まれています。
4. 糖尿棒・メタボ対策におすすめなのは桑の葉
桑にだけ含まれていると言われているDNJ(デオキシノジリマイシン)という成分には、糖質の吸収を抑制することで、食後の血糖値の急上昇を抑えるという働きがあるため、糖尿病の予防・改善に効果が期待できると言われています。
また、桑の葉に含まれているギャバという成分には中性脂肪が溜まるのを抑えたり、食物繊維にはコレステロールを下げたり、血糖値の上昇を抑えたりする働きがあるのでメタボ対策にも効果が期待できるのです。
【その他】青汁の原材料の野菜の種類の違いによる効果・効能
青汁の主原材料以外の野菜でもそれぞれによって効果・効能が異なってくるのでいくつかピックアップしてその特徴について説明していきます。
1. 熊笹
クマザサにはごぼうの約10倍の食物繊維が含まれていることと、腸の悪玉菌が増えるのを抑えてくれるバンフォリンという成分が含まれていることから便秘解消が期待できます。
また、クロロフィルによる抗菌作用やビタミンAをはじめとするビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類が豊富に含まれているので、ニキビ予防におすすめであるとも言われています。
他にもクロロフィルによる口臭改善やクロロフィル・バンフォリン・フラボノイドという3つの成分による血液サラサラ効果、クロロフィルとビタミンCによる貧血予防も期待できるのです。
2. モリンガ
モリンガは奇跡の木とも呼ばれるスーパーフードで、注目を浴びている食べ物の1つです。
食物繊維による便秘解消や食物繊維とポリフェノールによる美肌効果、ギャバによる糖尿病や高血圧の予防・改善やダイエット効果とリラックス効果、ビタミンやミネラルが豊富に含まれていることによる免疫力アップで丈夫な体作りとさまざまな効果を期待できるのです。
3. 長命草
長命草はビタミンCやビタミンE、ポリフェノールなどの抗酸化力の強い栄養成分が豊富であるので活性酸素を除去して生活習慣病を予防したり、ポリフェノールの一種であるルチンとクロロゲン酸には血糖値を下げてくれる働きがあり、クロロゲン酸には糖の吸収自体を抑えてくれる働きもあるので、糖尿病予防の効果が期待できたりするのです。
また、特有の成分であるポリフェノールの一種のイソサミジンには頻尿や残尿感の予防・改善を期待できます。
そして、カリウムやムチンには老廃物を排出してくれる働きがあり、クロロゲン酸には脂肪の蓄積を抑えてくれる働きがあるので、むくみの解消やダイエット効果にもおすすめの成分です。
青汁初心者におすすめ!野菜の種類別青汁4選
今回は主原材料別におすすめの青汁をご紹介していきます。どれを選んで良いのか分からないという青汁初心者の方は、まずは今回ご紹介する青汁から試してみてはいかがでしょうか?
1. 大麦若葉の青汁でおすすめなのはリッチグリーン
リッチグリーンは他の青汁と5つの違いがあり、赤神力(あかしんりき)と呼ばれる幻の大麦若葉を使用した青汁です。
その5つの違いは、酵素が生きている・吸収性が抜群・美容パワーがすごい・国産で農薬不使用で栽培された大麦若葉を使用・混じりっけなしの自然な美味しさになります。
農薬を使わず、育てられた大麦の若葉は、ビタミンやミネラル、ポリフェノール、酵素などが豊富に含まれており、新鮮採りたての若葉を生搾りし、独自の活性保存製法で粉末化しているので、新鮮さも保たれて持ち運びもしやすく飲みやすい青汁です。
2. 明日葉の青汁でおすすめなのはふるさと青汁
ふるさと青汁は、3年かけて原産地である八丈島で育った自然の恵みがたっぷり詰まった貴重な明日葉を根っこまで丸ごと青汁にしたものになります。明日葉特有であるポリフェノール成分の一種のカルコンやカリウムが豊富に含まれているのが特徴の1つです。
また、明日葉には食物繊維が豊富に含まれていることに加えて、今話題である健康成分のLPS(リポポリサッカライド)という免疫ビタミンと呼ばれる成分が根っこに豊富に含まれています。
使用されている原材料は八丈島の桑の葉をはじめ、島根県産の桑の葉、熊本・大分県産の大麦若葉と全て農薬・化学肥料に頼らず昔ながらの農法で育てられたものが使用されるので安心して飲むことができます。
また、甘みのある桑の葉と大麦若葉を独自の比率でブレンドすることにより、毎日でも続けやすい仕立てに仕上げています。
3. ケールの青汁でおすすめなのはサンスター健康道場
サンスター健康道場は青汁の原料によく使われるケール・大麦若葉・明日葉をはじめに、ブロッコリーやモロヘイヤを加えた5種類の国産の青野菜を使用しています。そのため、1杯の中にはカルシウムをはじめ、鉄、葉酸、マグネシウムなどの栄養素がバランス良く含まれているのが特徴の1つです。
また、一般的な青汁の量は1袋約4gに対して、1袋約10g入っており約2.5倍も多いので、コスパもとても良い商品になります。
そして、マイクロパウダー製法により粉末化されていることで他の物と混ざりやすく、5種類の野菜を絶妙なバランスで配合することで、甘味料や香料を添加することなく、毎日続けられる美味しさに仕上げられた青汁です。
4. 桑の葉の青汁でおすすめなのは神仙桑抹茶ゴールド
神仙桑抹茶ゴールドは元々お茶屋さんであった会社が農薬不使用で育てられた桑の葉で作った青汁で、お茶職人により伝統の抹茶製法により仕上げられています。
この青汁は桑の葉に加えて緑茶やシモン芋の葉と茎を配合することにより、クセや苦味のない抹茶のような味で飲みやすい仕立てになっています。
食物繊維やカルシウム、鉄分、カリウム、ビタミンK・Eなども豊富に含まれており、不足しがちな栄養素を補うにはおすすめの青汁です。
まずは定番の青汁から!さっそく試してみよう
青汁を始めようと思った時には、その種類が多すぎてどれから飲むべきか迷ってしまうかもしれません。しかし、そんな時にはまずは定番青汁から始めてみてはいかがでしょうか?
そして、少しずつ気になる青汁を試していって、自分にとってピッタリの青汁をぜひ見つけてみてください。