最近もの忘れが激しい。これってもしかして認知症…?
そろそろいい年齢なので、認知症やアルツハイマー病にならないように普段から気をつけたい…!
などのお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
現在、40代、50代で若年性認知症・アルツハイマー病を発症してしまう人が増えています。
また、近い将来には5人に1人は認知症と診断される人が増えるとも言われているほど、今では私たちにとって身近な病になってしまっています。
残念ながら現状、この認知症やアルツハイマー病を完治させるための治療法は確率されていません。そのため、今行われている治療は進行のスピードを緩めることになっています。
そこで、1番は発症しないように予防することであると言われています。
そんな中、青汁を飲むことが認知症とアルツハイマー病の予防に効果があるとも言われています。
ここでは「青汁って認知症やアルツハイマー病の予防に効果的なの?」の疑問について詳しく解説していきます。
40歳からは認知症やアルツハイマー病に気をつけないといけない!?
青汁の効果についての話の前に認知症とはどんな病気であるのかについて説明していきます。
そもそも認知症とは?
私たちの活動のほとんどをコントロールしているのが脳になります。
それが正常に行われることで精神活動も身体活動もスムーズに行われるのです。認知症は以前は痴呆症と呼ばれていましたが、さまざまな原因により脳に障害が生じてしまい、日常生活を営むのに支障が出てしまう状態のことです。
認知症は病名だと誤解されがちですが、医学的にははっきりとした診断がくだせておらず、原因もはっきりしていない症候群のことになります。
一般的には65歳以上の高齢者で発症が見られる症候群でしたが、最近では、40代や50代の若い世代での発症も増加しており、若年性認知症・アルツハイマー病と呼ばれています。
認知症の種類
認知症と一言で表現されることがありますが、いくつかの種類があり大きく3つに分類することができます。
①アルツハイマー型認知症
認知症の約60%はこのアルツハイマー型であると言われており、女性の発症が多いです。
②脳血管性認知症
認知症の約20%がこの脳血管性であると言われており、男性の発症が多いです。
③レビー小体型認知症
認知症の約10%がこのレビー小体型であると言われており、やや男性の発症が多いです。
④その他
他には比率で言うとわずかですが、前頭側頭型認知症(FTD)や若年性認知症、正常圧水頭症(NPH)、まだら認知症などがあります。
認知症になる原因は?
認知症にはさまざまな種類があるので、原因は種類によって異なります。しかし、その多くは異常なタンパク質が合成されて蓄積されることにより、脳細胞が死滅してしまい、障害が起こると言われています。
前章で紹介した三大認知症の原因について詳しく解説します。
①アルツハイマー型認知症
脳にアミロイドβというタンパク質が蓄積してしまい、正常な神経細胞が破壊されて脳萎縮が起こることで発症すると言われています。しかし、このアミロイドβと呼ばれるタンパク質が蓄積してしまう原因ははっきりとされていません。
②脳血管性認知症
脳梗塞や脳出血などの脳の血管障害によって引き起こされると言われています。
③レビー小体型認知症
脳にレビー小体というタンパク質が蓄積することで脳の萎縮が起こり引き起こされると言われています。そして、このレビー小体というタンパク質はパーキンソン病を引き起こす原因にもなると言われています。
認知症の症状って?
認知症の症状も細かく説明していくとその種類によって多少の違いはありますが、今回は代表的な症状について説明していきます。
・過去よりも最近のことを忘れやすくなってしまう記憶障害
・自分自身の周囲の状況を把握できなくなってしまう見当識障害
・目の前のものが何であるのか判断できなくなるとともに自分と周囲を認識する能力がなくなる認知障害
・やって良いことなのか悪いことなのかの判断などができなくなる判断力の低下
・意味もなく徘徊するようになる
・幻覚やせん妄
・抑うつ症状や不眠
・失禁や弄便
・食べ物でないものも口に入れて食べようとする異食
これらの症状を発症してしまい、どんどん体が動かなくなり、寝たきりになり、最終的には合併症などを併発してしまい死亡してしまうことが多いと言われています。
認知症予防するにはどうすればいい!?
完治するための治療法がまだ確立されていない認知症であるので、100%予防できるわけではありませんが、予防することが大切になるのです。
認知症の予防としては大きく3種類に分けて提案されています。
①脳を鍛えてあげる
毎日、脳を使って作業をしてあげることで、認知症になるリスクを減らすことができると言われています。決して難しいことをする必要はありません。
具体例を挙げると、読書や創作、計算、ゲーム、テレビゲームなどがあります。
②生活習慣を改善してあげる
認知症に限ったことではありませんが、生活習慣の乱れは認知症発症のリスクを高めてしまうのです。
具体例を挙げると、早寝早起きの良質な睡眠や適度運動(決して、体を激しく動かす必要はありません)、しっかりとした休息などになります。
③食生活を見直してあげる
生活習慣と同様に認知症に限ったことにはなりませんが、毎日の食習慣の乱れは認知症発症のリスクを高めてしまうのです。
具体例を挙げると、バランスのよい食事を食べたり、アルコールを控えたり、禁煙したり、野菜を多く食べたり、動物性脂肪の食べ過ぎに注意したりなどがあります。
青汁に含まれる認知症やアルツハイマー病の予防に効果的な栄養成分
青汁は食習慣を整えるためには取り入れやすいアイテムの1つになります。では、特に青汁のどのような成分が認知症やアルツハイマー病の予防に期待できるのかを説明していきます。
<認知症やアルツハイマー病の予防に効果があると言われる代表的な栄養素>
どのような効果があるのか? | |
---|---|
葉酸 | 妊娠中に不足してしまうと胎児に障害が起きる危険性があることでも有名な栄養素ですが、記憶力の衰えや物忘れの予防にも効果的であるということから認知症の予防にも期待ができると言われています。 水溶性のビタミンで熱に弱いという性質があるので、加熱処理されない青汁での摂取がおすすめになります。 |
ビタミンB12 | 葉酸と協力して働くことが多い栄養素になります。大きな2つの内の1つが脳や脊髄に存在している全身のコントロールを司る中枢神経や全身を走っている末梢神経が正常に働くように働きかけるという働きがあるので、脳神経の働きを整えるということで認知症の予防にも期待できると言われています。 水溶性ビタミンであるので、青汁で摂取するのはおすすめになります。 |
イチョウ葉エキス | イチョウの葉を乾燥させアルコールで抽出したものがイチョウ葉エキスと言われています。代表的な成分はフェノール一種であるフラボノイドやファイトケミカルの一種であるギンコライドであり、血管を強くすることで、血液の流れをよくすると言われています。 そしてこのフラボノイドの中に、イチョウの葉にしか含まれていない特殊な二重フラボンが6種類も含まれており、認知症に効果があると言われています。 |
その他にも、ビタミンCやβカロテンなどビタミン類、カルシウムや亜鉛、鉄などのミネラル類の摂取量が不足してしまうと、認知機能が低下してしまうと言われているので、これらの栄養素をバランスよく摂りいれるのに青汁はおすすめなのです。
▶︎妊娠中の妊婦さん必見!葉酸とるなら青汁。手軽で効果抜群!
認知症に予防におすすめの青汁は伊藤園 イチョウ葉青汁
認知症予防に青汁がおすすめなのは理解できたが、数ある青汁からどの青汁を選ぶのが1番効果があるのかとお悩みの方にぜひ試してもらいたいのが、伊藤園のイチョウ葉青汁になります。
記憶力サポートしてくれるイチョウの葉エキスが配合されている
伊藤園のイチョウ葉青汁には、イチョウ葉由来であるフラボノイド配糖体やイチョウ葉由来のテルペンラクトンが配合されています。
そして、これらの成分は記憶力、日常生活で見聞きした情報や言葉・物のイメージ、位置情報を覚え、思い出す力などの認知機能の一部をサポートしてくれると報告されており、機能性表示食品として消費者庁長官へ届け出られています。
イチョウ葉エキスの効果はこれが含まれた錠剤と含まれない錠剤を用いた臨床実験で認知力と記憶力がアップされることが実証されています。
原材料は国産を使用している
青汁に使用されている原材料であるケールや大麦若葉は国産を使用しています。また、イチョウの葉は熊本県阿蘇の広大な自然の中で栽培されたものを使用しています。
アレルギー成分が除去されている
イチョウ葉にはアレルギー物質であるギンコール酸が含まれています。しかし、伊藤園のイチョウ葉青汁にはギンコール酸を1ppm以下に除去した原料を使用しているので基本的にはアレルギーは考えなくて安心して飲んでもらえます。
ただし、すべての方にアレルギー症状が起こらないというわけではありませんが、心配な場合は医師または薬剤師に相談してから飲みましょう。
毎日飲み続けられる飲みやすさ
イチョウ葉はそのままでは苦くて非常に食べづらいですが、独自の技術で苦味を抑える工夫とともに、ミルク(脱脂粉乳)と黒糖をブレンドすることで手軽に飲んでいただけるような味わいに仕上げています。
早めの対策が吉!青汁で認知症を予防しよう!
完治ができない認知症であるので、いかに予防して発症させないことがキーポイントになります。
青汁を飲むことで100%予防できるわけではありませんが、上手に青汁を毎日の生活に取り入れて認知症知らずで元気に過ごしましょう。