“まずい!もう一杯!”というイメージがいまだに消えないように、一昔前の青汁といえばどの商品も独特な匂いと味がするケールを絞った汁のようでした。
ですが、ここ最近ではフルーツ青汁にしたり、様々な原材料をブレンドして味をまろやかにしたりと、青汁と一言で言っても様々なバリエーションのものが登場しています。
乳酸菌入りの青汁もまさにそのうちの一つ!普段不足しがちなビタミン・ミネラルを補うのはもちろん、腸内環境まで整えてくれる優れものです。
今回はそんな青汁と乳酸菌の関係について詳しくみていきます。青汁と乳酸菌の効果を詳しく知りたい!乳酸菌入りのおすすめの青汁が知りたい!という人は必見です。
青汁に100億個の乳酸菌が入っているのという宣伝文句は本当!?
その前に… 腸内について
ヒトの腸内には約100兆個の腸内細菌が住んでいるのです。
これらの細菌には、腸内環境を整えてくれる善玉菌と体内に有害物質を作り出す悪玉菌。また、善玉菌にも悪玉菌にも属さない中間の細菌の日和見菌の3種類に分類され、これらの種類の最近のバランスによって腸内環境の状況は変化します。
善玉菌が多い場合
腸内の悪玉菌が善玉菌によって抑えられており、中間菌の日和見菌もおとなしい状態です。この状態の時は腸の蠕動も活発に行われるため、便通も定期的に催さわれます。
(出典:明治ヨーグルトライブラリー)
悪玉菌が多い場合
悪玉菌に刺激され、日和見菌も悪玉菌と同じような作用を起こしてしまう悪い菌に変身します。そうなると腸の蠕動運動が抑制され、便秘になり、お肌の調子なども悪くなってしまいます。悪玉菌が増える原因は、肉中心の偏った食生活や日頃の生活からのストレスが原因なのです。
(出典:明治ヨーグルトライブラリー)
そのため腸内を善玉菌が多い状態にしておくことが重要なんです。
青汁には100億個の乳酸菌が入っている商品が存在しています!
乳酸菌が100億個含まれている商品には本当に乳酸菌が100億個含まれています!最近では、500億個も乳酸菌が含まれている商品まで存在しているんです。
商品にごとに含まれている乳酸菌の種類が異なっていたり、複数の乳酸菌組み合わさっていたりとさまざまなタイプのものが存在しています。
この乳酸菌は生きた状態で腸内にたどり着くと善玉菌として働くため、腸内の善玉菌の割合を増やして、悪玉菌の働きを抑えてくれるのです。
実は…乳酸菌のほとんどは腸内にたどり着く前に死んだ状態に…
生きたままたどり着く乳酸菌も存在しますが、口から摂り入れられた乳酸菌の多くは胃酸などによって死んだ状態で腸内に到達することが多いのです。
また、ヒトによって腸内環境は異なり、どの細菌が良いかは個人によって差がでてくるため乳酸菌の効果も個人差があります。
死んだ乳酸菌にもメリットがある!!
死んだ状態の乳酸菌は、腸内に存在している善玉菌のエサとなり、腸内の善玉菌を増やすんです!腸内細菌もヒトと同じようにエサがないと死んでしまいます。
乳酸菌だけでなく、青汁に含まれている食物繊維も善玉菌のエサとなるので、乳酸菌が含まれている青汁を飲むことは腸に良い効果を与えてくれます。
商品に乳酸菌が多く含まれていることも重要な内容の一つですが、口から摂った乳酸菌を腸内で増やすには継続して飲むことが重要です!継続して続けることが私たちの体に良い効果をもたらしてくれるのです。
青汁と乳酸菌が私たちの体にもたらしてくれる2つの効果
①便秘解消にオススメ!
腸内の善玉菌の割合が多くなると、腸内の蠕動運動が活発になるため、便通もよくなります。また、乳酸菌の効果だけでなく、野菜から作られている青汁には食物繊維も豊富に含まれています。
食材によっては、便に水分を与える水溶性食物繊維と便のかさを増し、腸に刺激を与え蠕動運動を活発にさせる不溶性食物繊維のダブルのパワーで腸内をキレイにしてくれるのです。
②肌の調子も良くなる!!
腸内環境が良いとお肌の調子も良くなるのです!腸内で悪玉菌が優勢になり、便秘になってしまうと腐敗物質が体外に排出されず、血液に溶け出し全身へ回り、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルが起きてしまいます。そのため、腸内を善玉菌優勢にする必要があるのです。
また、青汁に含まれている野菜や果物に含まれているビタミンAやCに細胞が錆びる原因の活性酵素を防ぐ抗酸化作用をもっているので、ダメージから肌を守ってくれるのです。
特に、ビタミンCは抗酸化のほかに、肌に密接に関係しているコラーゲンの合成にも関わっている栄養素なのです。
③免疫量も高めてくれる!!!
腸内環境が良いと風邪にもひきにくくなるのです!腸内細菌のバランスが崩れると腸管免疫の働きが低下し、風邪などがひきやすい状態になります。そのため、乳酸菌を摂取して腸内のバランスを整えておくことが重要です。
また、青汁に含まれるビタミンやミネラルにも免疫力を上げる効果があり、その中でも、青汁によく含まれているビタミンA、C、E、マグネシウムなどが免疫に関わる栄養素として有名です。
乳酸菌入りのおすすめの青汁3選
①黒糖抹茶青汁寒天ジュレ
薬も作っているKOWAから販売されている“黒糖抹茶青汁寒天ジュレ“には食物繊維、ミネラル、ビタミンが豊富に含まれている北海道産の天然クマイザサが使用されています。
また、腸内環境を整えてくれる乳酸菌が配合されているだけでなく、善玉菌の一種であるビフィズス菌の活動を活発化してくれるイソマルトオリゴ糖も一緒に含まれているので、体の中からピカピカにしてくれるお手伝いをしてくれます。
製薬メーカーのため品質も薬並みの高いレベルであり、味にもこだわりもって作られているので、おいしく安心して飲むことができます!
②DHC乳酸菌と酵素がとれる よくばり青汁
DHC乳酸菌と酵素がとれる よくばり青汁は、サプリメントや化粧品にも力を入れているDHCから販売されている“乳酸菌と酵素がとれる よくばり青汁”は栽培・製法・配合成分にこだわった青汁なんです。
そのため、栽培期間中にも農薬を使わず、鮮度を保ったまま搾汁、エキスの風味を壊さないようにDHC独自で開発した製法で殺菌しているため色も濃く、しっかりと栄養分が粉末に凝縮して含まれています。
また、この青汁には腸内環境を整えてくれる乳酸菌がヨーグルト4L相当含まれているだけでなく、DHCの人気サプリメント“熟成発酵エキス+酵素”と同じ穀物発酵エキス粉末を含んでいる商品です。
③ヘルスマネージ 乳酸菌青汁
薬品メーカーである大正製薬からは青汁1杯に乳酸菌がヨーグルトの約20個分に相当する量の約200億個も配合されている“ヘルスマネージ 乳酸菌青汁”が販売されています。
乳酸菌がたくさん配合されているだけでなく、存在している場所が異なる3種類の乳酸菌を組み合わせた青汁のため、乳酸菌の効果もバッチリ腸に行き届きます。
また、無農薬で栽培された栄養素がたっぷりの大麦若葉の栄養を特殊製法でまるごと摂ることができるので、野菜不足もお腹の調子も解消できる商品です!
野菜不足もお腹の調子も!青汁と乳酸菌は相性抜群!
ほとんどのヒトは国が推奨している野菜の摂取量に達していないため、野菜不足を解消するには青汁がオススメです!それにプラスして、お腹の調子をよくするのに大きなメリットを持っている乳酸菌入りの青汁は選択肢の一つです!
しかし、乳酸菌の青汁を飲んでもすぐに効果は見られないこともあるので、効果を得たい人は毎日継続することがキーポイントとなります!それでもなかなか効果が見られない時には別の乳酸菌を使用している青汁試してみることをオススメします。